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一般質問要旨

会議名
平成27年 12月 定例会(第4回)
質問日
平成27年12月2日
区分
一般質問
議員名
猪股嘉直 (日本共産党)

要旨

1.安心安全の市民生活
(1)航空自衛隊入間基地と市民の暮らし
【1】防衛省の「入間市東町側留保地活用」について
・「災害対処拠点と(仮称)自衛隊入間病院」の具体的な内容は?
・両施設が市民と当市に及ぼす影響は?
・(仮称)自衛隊入間病院の医療活動の内容は?
・所沢防衛医大病院との関係は?
【2】機上電波測定装置の設置機種の変更(YS−11からC−2へ)について
・変更の理由は?
・変更に伴う工事内容、経費、期間、影響は?
【3】米軍横田基地へのCV−22オスプレイ配備と狭山市への影響
・市民と当市、入間基地への影響(環境)は?
・オスプレイの事故実態について把握は?
【4】情報の把握と市民への広報をどう進めるか?
(2)くい施工建物と市民生活
【1】狭山市公共施設の「くい施工物件」について
・直近10年間の「データ偽装」について調査結果の確認
・柏原と鵜ノ木の市営住宅、入間川小学校、狭山市駅西口駅前の再開発ビル、入間川・柏原・堀兼学校給食センターや10年以上前の施設は?
【2】この問題での市民からの質問、相談についての担当窓口について
・問い合わせ等の有無は?
・窓口設置の考えについて

-----質問と答弁の要旨-----

◆入間市東町の自衛隊病院
Q1 仮称・自衛隊入間病院の主な医療内容は。
A1 内科、外科、リハビリテーション科、精神科、耳鼻咽喉科、歯科などが考えられ、追加される救急科や歯科口腔外科は一般にいう診療科と認識している。

Q2 エボラウイルス患者の所沢防衛医大病院への搬送に、入間基地はどうからむか。
A2 防衛省に確認したところ、専門病床を防衛医科大学病院などに設けるが、(仮)自衛隊入間病院には感染症の機材を整備する予定はなく、防衛医科大学病院との関連性はないとのこと。

◆入間基地の輸送機
Q3 次期機上電波測定装置をC−2輸送機に設置し、評価試験の予算が概算要求されたが内容は。
A3 電子整備場の整備に必要な予算が8億6,400万円、整備格納庫の予算が21億4,700万円、電側隊局舎の予算は7億8,330万円の予定と聞いている。

Q4 オスプレイの狭山市内での目撃情報は。
A4 市内での目撃情報があるが、情報の真否、実態は不明である。

Q5 入間基地についての動向情報は、市民の安全な暮らしを守るために、素早く的確に伝えていただきたいが、市の考えは。
A5 引き続き防衛省に関連情報の早期提供を求める。市民にもホームページなど活用し、タイミングなどもにらみながら適時適切な情報提供に努める。

◆くい工事の改ざん問題
Q6 くい工事問題での市民相談への対応は?
A6 くい工事110番の相談窓口を建築審査課に設置し、関係機関と連携して不安解消を図る体制を整えているが、現在のところ相談はない状況。相談の対応は、状況を聴取し必要に応じて現地確認などを行うとともに、公益財団法人住宅リフォーム紛争処理支援センターを紹介するなど、アドバイスを行う。

Q7 くい工事問題が全国的に拡大する模様だが、市内のこれまでの公共建築物についての状況は?問題になっている業者以外のものを含めて紹介していただきたい。
A7 直近10年間で、建築物は、狭山元気プラザエレベーター棟、堀兼学校給食センター、稲荷山配水場電気ポンプ室と奥富環境センター工場棟とプラザ棟の5件。工作物は、狭山市駅西口市民広場デッキ、稲荷山配水場配水池の2件ある。いずれも横浜市のマンションとは異なる工法で、問題となっている企業の施工ではない。
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