一般質問要旨
- 会議名
- 平成27年 12月 定例会(第4回)
- 質問日
- 平成27年12月3日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 太田博希 (創造)
要旨
1.教育
(1)放課後児童健全育成事業
【1】学童保育の運営状況と課題について
・適切な遊び及び生活の場を与えているか。
・健全な育成を図るための方策はどうか。
・年間開設日数と児童の生活時間はどうか。
・指導員の働く環境(指導員数、資格者、専任配置、雇用形態、労働条件、待遇、正規職員配置、欠員状況、勤続年数)の現状と課題をどう捉えているか。
・公立と民間の運営状況をどう把握し認識しているのか。
【2】子ども子育て支援新制度への対応状況はどうなっているのか。
・地域子ども・子育て支援事業(事業計画指導員の処遇改善など)への取り組み状況
・対象児童の引き上げによる運営状況
(2)特別支援学級運営
【1】運営の現状と課題はどうなっているか。
・対象者の現状と受け入れ環境の整備状況
・障がい者の受け入れ状況
【2】特別支援学級に携わる職員配置はどうか
・介助方針に基づいた運営マネージメント
・介助員など職員の役割及び配置状況
・特別支援教育支援員の研修計画と実施
・日高特別支援学校との連携状況
2.地方創生に向けた対応
(1)総合戦略
【1】総合戦略の策定状況はどうなっているのか。
-----質問と答弁の要旨-----
◆公立と民間ノウハウによる学童保育室の充実
Q1 公立・民間の学童保育の情報交換の場づくりと民間ノウハウの活用は。
A1 直営の学童保育室は、定例的に支援員の会議を開催している。この会議に指定管理者が管理する学童保育室の支援員も参加するような機会を持ちたい。また、指定管理者は、独自の事業など特色ある運営を心がけており、直営の学童保育室でも見習うべきものを積極的に取り入れ、運営の充実を図りたい。
Q2 経験豊富な支援員を確保する環境づくりと資格や育成体制は。
A2 大部分の支援員は家庭を持っていることから、家庭生活と両立ができるように勤務時間などの面で柔軟に対応できる体制を整えておく必要があると考えている。
Q3 今度の学童保育の予算措置に対する考えは。
A3 放課後児童健全育成事業が、円滑に実施されるよう必要な予算措置を講じるなど、市としての責務を果たしたい。
◆介助員などの適正配置による円滑な学級運営
Q4 介助員の配置など特別支援学級・通常学級の課題解決策は。
A4 介助員は特別支援学級に配置しているが、緊急で特別な場合には、各学校の実態に応じて通常学級に在籍する児童生徒の支援をする場合もある。保護者からは通常学級への配置要望もあるが、現在、介助員は市独自に配置しており、通常学級にも介助員を配置すると多額の経費が必要となることから、市単独での配置は難しく、国や県の支援が必要と考えている。
Q5 特別支援教育支援員の育成と配置状況は。
A5 人材育成は、業務に従事する中で随時行うほか、介助員を対象とした研修会にも参加して、専門的な知識の習得に努めている。また、支援員は、研修などで特別支援学級の教員が不在になる場合に派遣するもので、現在教育センターに1名を配置している。
◆人口減少ストップ!元気な狭山をつくる計画
Q6 まち・ひと・しごと創生人口ビジョンと総合戦略の策定状況は。
A6 ともに骨子案を策定したところ。今後、骨子案をベースとして、近隣市の動向などにも留意しつつ、引き続き検討を進める。なお、策定時期は予定どおり年度末の策定を目指す。
Q7 狭山市の魅力を生かした具体的な施策は。
A7 7月に職員から提案を受けたアイデアでは、「狭山インターチェンジ周辺地域への企業誘致」「空き店舗を活用した官学連携事業」「親との近居支援」「狭山茶を使った新たなPR」「婚活支援」「不妊治療費の助成事業」などさまざまな分野の提案があった。今後、有識者会議などの意見を伺いながら、実現性や効果などを勘案し、総合戦略として取り組む施策を絞り込みたい。