一般質問要旨
- 会議名
- 平成27年 12月 定例会(第4回)
- 質問日
- 平成27年12月3日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 大島政教 (はつらつ)
要旨
1.市政への思い
(1)就任前の思い
【1】市長就任の前と後の市政の思いをどのように感じられているか。
(2)就任後の思い
【1】議員から市長へと就任され立場が変わって市政への感じはどうか。具体的な内容は 前市長との引継事項の内容についてお伺いします。
2.公約について
(1)企業誘致
【1】「企業誘致をトップセールス」の発言の具体策について
(2)ナイトスクール
【1】「ナイトスクール」の具体的方法は。
3.財政
(1)財政不足対策
【1】財政が厳しい状況だが、見直しをすべき項目がたくさんあるのではないか。
・職員超過勤務手当
・補助金の見直し
・緊急工事
・堀兼・上赤坂公園
・受付案内係の見直し等
(2)ふるさと納税への認識と方向性
【1】ふるさと納税の導入について
・同制度への基本的認識と方向性をどのように考えているか。
・ふるさと納税制度導入が果たす役割、新たな税収の道、狭山市の魅力、狭山のまちづくり、狭山市民の意識の変化視点をどのようにとらえているか。
・近隣市の導入の動向はどうか。
・全国の実施状況からみて注目しているものは何か。
-----質問と答弁の要旨-----
◆市長に問う
Q1 市長就任後の市政への思いは。
A1 就任から4か月経過したが、早急に方向性を示すべき課題が山積する中で、多様な市民ニーズを踏まえて結論を出すことの難しさを実感している。人口減少や高齢化の進行などで危機的な財政状況にある中、これまで以上に行財政改革を進め、市の未来を守る決意を新たにした。
◆狭山市の財政
Q2 「財政はひっぱくしている」とのことだが、市民には「健全な財政である」と広報紙に掲載されていた。その真意は。
A2 本市の財政状況は、財源不足を基金に頼る部分が大きく、23年度から26年度までは実質単年度収支がマイナスで、基金を取り崩して対応してきた。広報さやまでは、黒字の記載はあるが単年度収支のことも書いてある。財政運営の適正規模とは、基金を使うことなく入るお金で使うお金を賄うこと。まずは適正規模での財政運営とするため、すべての事業を厳しく検証し、廃止を含め選択と集中をより意識した予算編成を進め、必要な財源確保に努める。
◆ふるさと納税の導入
Q3 ふるさと納税の制度導入にあたり、納税制度が果たす役割、方向性は。
A3 財源確保はもちろん、返礼品の贈呈が、狭山市の魅力やオリジナリティーの発信、地元産業の育成、振興、シティープロモーションの充実などにもつながると考えている。
Q4 狭山市の魅力、まちづくりとのかかわり。
A4 工業製品、農産物、食品、基地関連グッズなど多様な分野から返礼品を選定するとともに、プレミアム感のある返礼品を準備していくことで、地元狭山市の魅力を発信していきたい。
Q5 近隣市の導入状況と動向は。
A5 川越市、入間市、飯能市、日高市ですでに実施しているほか、所沢市が実施に向け調整を進めている。財源確保やシティーセールスといった観点から、全国的にも導入する自治体が増えているようである。