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一般質問要旨

会議名
平成28年 3月 定例会(第1回)
質問日
平成28年3月3日
区分
一般質問
議員名
齋藤誠 (公明党)

要旨

1.地方公共交通
(1)「地域公共交通対策協議会」の設置
【1】入間市では、「地域公共交通協議会」を設置するとのことだが、内容について把握しているか。
【2】以前から提案しているが、当市においても同様の会議を立ち上げるべきだと考えるが、見解は。
【3】公共交通については、市境も越えた広域的な取り組みが、今後必要になってくると考えるが、そのためにも今回の入間市の施策に呼応して、当市も早い対応を求めたいが、どう考えるか。
(2)高齢者向け鉄道・バスの運賃割引制度
【1】一昨年、65歳以上の高齢者に対する西武鉄道・西武バスの運賃割引制度の社会実験が実施され、利用者から大変好評との意見も聞いているが、本格実施へ向けての取り組み状況はどうなっているか。

2.図書館運営
(1)利用者増の取り組み
【1】読書の楽しさを伝える“ビブリオバトル”(知的書評合戦)の開催を望むが、見解はいかがか。
【2】大活字本コーナーを設けて、高齢者等の利用増に取り組んでみてはどうか。
(2)読書に親しめる環境づくり
【1】“読書通帳”のその後の検討状況は、いかがか。
【2】市内全小中学校に学校司書の配置状況はどうか。
【3】学校教育のスタートとなる小学1年生と思春期を迎え身体的・心理的に大きく変化する中学1年生を対象に、図書贈呈事業を推進してみてはどうか。
【4】小・中学生が、調べたいと思ったテーマについて、図書館所蔵の本や資料を活用し、レポート作品にまとめ上げるコンクールを実施してみてはどうか。

―――質問と答弁の要旨―――

◆仮称「地域公共交通協議会」の設置を
Q1 地域住民・自治会・交通事業者・警察・行政など、関係者の代表が一堂に会しての協議会を立ち上げるべきと考えるが、見解は。
A1 少子高齢化社会を迎え、高齢者の買い物や通院など、交通手段の確保は重要と認識する。公共交通のあり方を議論する場は必要と考えるので、協議できる体制づくりを検討する。

◆茶の花号の広域的運行は
Q2 市内循環バスの市境を越えた広域的取り組みが今後必要と考えるが、見解は。
A2 行政境を越えた運行で利便性向上も想定されるが、近隣市の考えも総合的に検証する必要があるため、まず意向把握に努めていく。

◆シニアパスの本格実施は
Q3 昨年度実施したシニアパスの社会実験について、今後本格実施に向けての取り組みは。
A3 鉄道事業者から、さらに多くの意識調査が必要との意向があり、27年11月にダイア4市民の調査を実施。結果を踏まえ協議を進めるが、実施の判断には時間が必要となる。

◆“ビブリオバトル”の開催
Q4 読書の楽しさを伝えることができる“ビブリオバトル(知的書評合戦)を開催して市民のさらなる読書意欲や楽しさを増す取り組みはいかがか。
A4 指定管理となる狭山台図書館で、指定管理者の実施する事業として予定されている。思考力や表現力を育成したり、本を介して参加者が互いの理解を深めるなどの効果が期待できるので、新たな読書活動として位置づけ、有効に活用することで図書館事業の充実を図っていきたい。

◆読書通帳の導入は
Q5 読書通帳の配布によって、市民が読書に親しむことができると考えるが、導入に向けてのその後の検討状況は。
A5 準備を進め、図書館のキャラクター名を冠した、よむぞう読書通帳を作成したので、本年4月から希望者へ配付する予定。
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