一般質問要旨
- 会議名
- 平成28年 3月 定例会(第1回)
- 質問日
- 平成28年3月4日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 矢馳一郎 (創造)
要旨
1.危機管理
(1)東京オリンピック・パラリンピック
【1】国民保護訓練の実施状況や今後の予定は。
【2】CBERNE(NBC)や爆発物テロ等への警戒に対する市の見解は。
【3】関係機関との連携や情報収集等の体制は。
2.子どもの安全対策
(1)セーフコミュニティ
【1】セーフスクールやセーフティプロモーションスクールに関する市の見解は。
(2)防災教育
【1】防災教育における「訓練」以外の具体的内容は。
―――質問と答弁の要旨―――
◆テロ対策訓練の実施は
Q1 狭山市駅が東京五輪のゴルフ競技の輸送拠点として想定されていることは、当市の活性化の見地から大変素晴らしいことであるが、国際イベントには、テロのリスクが懸念され、対策が必要である。かねてより指摘しているが、あらためてテロ対策訓練の実施状況は。
A1 毎年8月の総合防災訓練で、国民保護訓練に共通した安否確認や応急救護訓練を行っている。2020年に東京五輪・パラリンピックなどを控え、武力攻撃を想定した訓練の実施は必要と考える。他市を参考に来年度の実施に向け、関係機関などと調整を進めていく。
◆市のセールスポイントとなるセーフティプロモーションスクール
Q2 文科省が推進しているセーフティプロモーションスクール(学校安全の認証制度)を取得し、実証的な学校安全の取組みを進め、学校安全を市のセールスポイントとしては。
A2 市の魅力の一つになりうると考え、今後シティープロモーション活動を推進する中で、教育委員会と連携を図り検討していく。
◆防災学習
Q3 防災教育は訓練などの体験学習に留まらず、講義によって災害の恐ろしさや備蓄や建物の耐震化など、事前防災の大切さを学ぶことも重要である。また、そのことが地域の大人の防災意識向上にも良い影響を与えると考えるが見解は。
A3 本年度、子どもを守る防災対策事業として、柏原小学校5年生を対象に防災モデル事業を実施した。そのプログラムは、学んだことを家庭で共有することができるものとしており、保護者から地域へと伝わっていくことで地域全体の防災意識の向上につながっていくことが期待できる。