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一般質問要旨

会議名
平成28年 6月 定例会(第2回)
質問日
平成28年6月10日
区分
一般質問
議員名
望月高志 (日本共産党)

要旨

1.まちづくり
(1)交通政策
【1】公共交通整備
・狭山市の公共交通整備の課題は
・課題解決の方向性は
【2】茶の花号
・アンケート調査の内容、集計、分析結果は
【3】交通政策協議会の設置の考えは
【4】シルバーパス実施の進捗状況は
【5】病院などとの連携の考えは


―――質問と答弁の要旨―――

◆公共交通政策
Q1 今後、高齢化社会の到来により自家用車での移動が困難な方や生活圏内の商店などがなくなり、生活困難者が増えることが予想されるが、公共交通政策を協議する場を設置する考えは。
A1 県内各市を調査すると、組織の設置形態としては、地域公共交通活性化再生法に基づく協議会と道路運送法に基づく地域公共交通会議、任意の協議会の三つの会議形態がある。検討課題と協議目的に合った形態を選択し、設置していくことになると考える。

Q2 協議会の構成員として、どういった方を住民や利用者代表として選出するのか。
A2 自治会連合会、障害者団体、交通安全関係団体などから選出することを想定している。

Q3 今後の茶の花号運行ルートを考えるうえで、広域化や福祉など色々な視点があるが、どういった方向性で進めるのか。
A3 移動手段の確保と利便性の一層の向上を図る観点から、現状において交通空白地域と言われるような地域の実態把握と、その解消策を検討していくことが重要である。

Q4 今後、市民参加をどのように行っていくのか。
A4 循環バスを軸とした狭山市の公共交通のあり方を検討するため、先月、公共交通庁内検討委員会を設置し、循環バス利用者アンケートの結果や市民から直接寄せられている意見などを勘案しながら、検討、協議を始めている。今後、市としての基本的な考え方を取りまとめた後、関係機関などの代表者や住民代表、利用者代表者などを構成員とする公共交通に関する協議組織を設置し、市の実情に合った移送サービスの実現に必要な事項などを協議していく。

Q5 茶の花号のアンケートを行ったが市民への公表の考えは。
A5 循環バスの利用実態と利用者の意見や要望などを的確に把握することを目的として実施したものであり、その結果は今後の循環バスを軸とした公共交通のあり方などの検討に生かしていくこととしているので、アンケート結果を市民に公表していく考えはない。

Q6 DIAプランシニアパス実施の進捗状況は。
A6 平成26年度のシニアパス購入者へのアンケート調査では、シニアパスに一定の成果は見られたが、購入者の多くが従来からの鉄道とバスのヘビーユーザーであるという結果だった。27年度にはダイア圏域内の65歳以上のシニア層に、移動手段に関するアンケート調査を実施した。現状では鉄道やバスの公共交通機関に対する利用者ニーズは低いことがわかった。これらの結果から西武鉄道と西武バスでは、収益性の観点から今回のシニアパスの継続した実施は困難であるとの見解を示している。高齢化の進展に伴い、自家用車の使用が困難となるなど、外出時の移動手段などが制限される高齢者がふえてくることが予想される中では鉄道、バスなどの公共交通機関を利用した外出機会の確保に関し、引き続き公共交通事業者と連携し、研究していきたい。
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