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一般質問要旨

会議名
平成28年 9月 定例会(第3回)
質問日
平成28年9月12日
区分
一般質問
議員名
齋藤誠 (公明党)

要旨

1.地域づくり
(1)地域コミュニティーの再構築
【1】地域活性化は、その地域に住んでいる人々が、元気に健康的で活動的な生活を営めるようになることであると考える。
そこで、
・健康増進や体力向上などに効果があるラジオ体操などを更に普及させることによる地域づくりに取り組んでみてはどうか。
・スポーツを通じて地域の魅力づくりに取り組んでみてはどうか。
(2)時代に合った地域をつくる
【1】狭山市まち・ひと・しごと創生総合戦略の中の、基本目標4で「時代に合った地域をつくり、安心なくらしを守る」とあり、魅力的な拠点の整備として、入間小学校跡地と旧中央公民館等跡地の利活用について、平成31年にそれぞれ施設の立地を目標としている。
そこで、
・魅力的な拠点を整備するための基本的な考え方はいかがか。
・それぞれ目標に対しての進捗状況はどうか。
・今後のタイムスケジュールはそれぞれどのようになっているか。

―――質問と答弁の要旨―――

◆ラジオ体操を地域づくりの一助に
Q1 ラジオ体操は、身体的・健康的効果とは別に地域コミュニティーの再構築にも役立つ点が注目されている。そこで、ラジオ体操を地域づくりの一助にする取り組みを始めてみてはどうか。
A1 新狭山地区では、自治会の役員らが中心となり、ラジオ体操の実施やウオーキング講習会を予定している。市としても、地域の主体的な取り組みは、健康づくりに大きな意義を持ち、世代間交流や地域コミュニティーの醸成に役立つことから、関係部署と連携して、他の地区へも活動を奨励していきたいと考えている。

◆時代に合った地域とは
Q2 まち・ひと・しごと創生総合戦略の中の「時代に合った地域」とはどのようなものか。
A2 右肩下がりの人口減少に伴う地域経済の衰退や地域コミュニティーの縮小を抑制するため、各地域の特性に即した課題の解決を図り、快適な住生活環境を維持し、市民の健康を守り、真に豊かな暮らしを持続できる地域ととらえている。

◆旧中央公民館等跡地の利活用について
Q3 旧中央公民館等跡地利活用基本方針を決定するまでの検討経過は。
A3 平成26年度に、地域の実情などに知見を持つ庁内の中堅職員で構成する検討委員会を6回開催し、跡地の利活用に係る課題の整理や利活用のあり方を検討し、その後庁内での調整を経て、27年3月に跡地の利活用に係る基本的な考え方を取りまとめた。そして、27年度には、これを踏まえてモデルプランを作成し、民間事業者の導入可能性調査を行い、実効性のある利活用の方法を検討した。特に、旧中央公民館等の跡地は、狭山市中心市街地活性化基本計画の中で新たな拠点として利用することが位置づけられていることから、商業施設やレクリエーション施設をはじめとするにぎわい施設を立地することと、あわせて喫緊の課題である人口減少を抑制する対策として、駅前という利便性を生かした共同住宅などの定住促進施設を立地することを基本に、民間事業者の進出可能性を考慮しながら利活用の方法を決めていくこととなった。その後、民間事業者から、跡地への導入可能な機能についてヒアリングを行うとともに、公募による意見交換を行う中で民間事業者の進出可能性を調査し、これらを踏まえて改めて関係課等で検討を行い、その後政策決定に係る手続を経て、28年7月に基本方針を決定したものである。

Q4 この事業の今後の課題は。
A4 本跡地の利活用により、狭山市駅周辺に継続した交流人口を確保し、まちの活性化を促進していくことが重要ととらえている。まずは利活用の基本方針に掲げたにぎわい施設と定住促進施設の整備を、それぞれの目的に即して実現することが必要であり、そのためには、公募の際に提示する募集要綱や要求水準を確実に履行できる民間事業者を選定することが第一である。また、にぎわい施設の運営は、入間川とことん活用プロジェクトや地域商店街との連携、さらには市民交流センターや市民広場などで行われる各種イベントとの連携も視野に入れて、集客性の高いにぎわい機能の導入を図っていくことが必要であると考えている。

Q5 この事業に期待するものは。
A5 跡地に導入するにぎわい施設が、狭山市駅西口周辺のにぎわいにとどまらず、周辺地域へも好影響を及ぼし、若者、ファミリー世帯をターゲットとした定住促進施設の立地と併せて、狭山市駅西口から入間川の河川敷エリア、さらには智光山公園や稲荷山公園まで広がりを持って、新たな人の回遊が形づくられることを期待している。
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