現在位置 :トップページ一般質問要旨 › 一般質問要旨

一般質問要旨

会議名
平成28年12月 定例会(第4回)
質問日
平成28年12月7日
区分
一般質問
議員名
千葉良秋 (創政会)

要旨

1.市民の安全
(1)危機管理
【1】総合的危機管理が求められる時代に於いて、狭山市ではどのような基本構想を持っているか。
【2】市が行うべき危機管理の範囲をどう捉え、市民への周知はどう行うのか。
【3】危機管理を時系列で捉えたとき、予防と危機発生後の救援、復旧に至るが、部局間の連携、他市町村との連携、及び消防、警察、病院等他機関との連携をどのように構築しているか。
【4】危機の分類による、対処の方法について、どのように考えているか。
・自然災害(地震、洪水、落雷、噴火、竜巻)等
・事故(原発、航空機、鉄道、危険物積載車両、化学工場)等
・武力攻撃・テロ(Jアラート発令、オリンピック開催時)等
・感染症(新型インフルエンザ、O157、SARS)等
【5】24時間、いつ発災するかわらない危機に対して速やかな対応がとれる所管を横断した権限を持つ専門的な危機管理センター等の構築が急務と考えますが見解を求めます。

―――質問と答弁の要旨―――

◆総合的危機管理のための基本指針
Q1 市が行うべき危機管理の種類は広範で「自然災害」「事故」「武力攻撃・テロ」「感染症」など多様。複合的対応を求められる状況で、確固たる基本指針を持つことが迅速・正確な判断につながると考えるが市の見解は。
A1 さまざまな危機が想定される中、危機管理にも幅広い対応が求められる。危機管理に関する基本的な考え方を定めた危機管理指針を定める意義も認められるので、今後、必要性も含めて検討していきたい。

◆外国選手や観光客増加に伴う危機回避
Q2 ラグビーワールドカップ2019や東京オリンピック開催におけるテロ対策強化と訓練の必要性をどのようにとらえ、訓練計画はどうなっているか。
A2 危機管理の面で、自然災害への対応だけでなく、テロや武力攻撃にも迅速かつ的確に対応するために、平素から訓練を実施しておくことの必要性を認識。本年度中に国民保護に関する狭山市計画に基づく図上訓練を実施したいと考えている。

◆部局間及び他機関との連携強化
Q3 時系列により刻々と変化していく危機の状況に対して、他市町村との連携や消防、警察、病院などとの連携を強化するための対策は。
A3 「狭山市地域防災計画」では「災害の予防」「応急」「復旧」の各段階で、「国民保護に関する狭山市計画」では「平時」「武力攻撃事態」「市民生活の安定」の各段階で、連携を図っていく。また、災害対策本部の体制維持や安全確保のため、業務継続計画の策定に着手した。

Copyright(c) 2014- 狭山市議会 Sayama City Council. All Rights Reserved.