一般質問要旨
- 会議名
- 平成29年 9月 定例会(第3回)
- 質問日
- 平成29年9月21日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 望月高志 (日本共産党)
要旨
1.環境・健康
(1)アスベスト
【1】市営住宅東鵜ノ木団地
・調査の経緯は
・検出された箇所は
・対処時期・工法は
・健康診断を行う考えは
【2】上記以外の公共施設
・これまでの対策は
・今後の調査は
【3】民間建築物への対応
・使用建築物の調査は
・含有調査補助制度の内容は
・含有調査補助制度の成果と評価は
・今後の対応は
【4】ハザードマップの作成の考えは
2.公共交通
(1)狭山市地域公共交通会議
【1】シルバーパスへの考え
【2】武蔵藤沢駅へルート拡張の考えは
―――質問と答弁の要旨―――
◆アスベスト対策
Q1 東鵜ノ木団地のアスベスト対策の状況は。
A1 平成21年3月に、既存天井の上に新たに天井材を取りつけ、アスベストを含んだひる石を露出させないようにする囲い込み工法による対策工事を実施した。
Q2 東鵜ノ木団地のアスベストの今後の対応は。
A2 囲い込みを行った住居におけるアスベストの飛散は考えづらいが、日常管理の中で、入居者と一緒に状況を確認し、不具合が生じた場合には、適切に対応措置を講じていく。
Q3 アスベストが存在する公共施設を公表する考えは。
A3 吹きつけ材のアスベスト含有量が規制値を超えていた施設は、既に施設を解体するか、アスベストの除去を実施した。囲い込み工法で対策工事を実施した市営住宅東鵜ノ木団地は、入居者に周知しており、市の公式ホームページでも公表している。旧し尿処理場は、すべての窓や出入り口を板で覆い、飛散しないようしているが、現在施設を使用しておらず公表はしていない。今後、公表することも検討したい。
Q4 民間建築物へのアスベストの調査状況は。
A4 17年度に国土交通省からの調査依頼に基づいて、昭和31年から平成元年までに建築された延べ床面積1,000平方メートル以上の民間建築物約340棟について、露出した吹きつけアスベスト有無のアンケート調査を実施した。その結果、15棟の建築物で吹きつけアスベストを使用しているとの回答があり、該当する建築物の所有者などへは、除去などの指導を行い、既に13棟は飛散防止対策を完了している。
Q5 今後の民間建築物へのアスベスト対策方法は。
A5 国の吹きつけアスベストの含有調査補助事業は、本年度をもって終了予定だが、狭山市では、埼玉県や他市の動向を踏まえて、補助金交付要綱の有効期限である32年度までは補助制度を継続していく予定。
Q6 災害時のアスベスト飛散に対応した、ハザードマップを作製する考えは。
A6 民間建築物の状況を把握することが不可欠だが、アスベスト含有建材を含めて、すべての建築物について、アスベストの使用状況を把握することは困難であることから、現状としてはハザードマップを作成することは難しいものと考えている。
Q7 茶の花号の路線を武蔵藤沢駅に延伸する考えは。
A7 市民の生活圏の拡大を考慮するとともに、利用者の利便性の向上などの観点から、現行の市内循環バスの入曽西循環コースを見直す中で、武蔵藤沢駅までルートを延長することを内容とするたたき台を地域公共交通会議に提示し、協議していただいている。今後、協議と並行して、入間市とも調整していきたいと考えている。
Q8 シルバーパスを実施する上での課題は。
A8 市内循環バスの場合、実施で料金収入が減少し、市が負担する運行経費が増加するとともに、収支比率も低下することが懸念される。