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一般質問要旨

会議名
平成31年 3月 定例会(第1回)
質問日
平成31年3月6日
区分
一般質問
議員名
千葉良秋 (創政会)

要旨

1.高齢者福祉の充実・推進
(1)高齢者を取り巻く現状と課題解決に向けた取り組み
【1】現在狭山市は、およそ30%の高齢化率であるが、今後さらに急速な高齢化社会を迎えることが統計により示されている。課題解決の取り組みが重要・急務であると考えるが見解は。
(2)第7期狭山市高齢者福祉計画における基本方針
【1】みんなで支えあう生きがいのあるまち〜高齢者の生活の充実〜としているが、具体的にはどのように充実を図っていくのか。
【2】住み慣れた地域で安心して暮らせるまち〜地域包括ケアの推進〜としているが、具体的にはどのような支援を行うのか。
【3】介護サービスの充実したまち〜介護基盤の整備〜としているが、具体的にはどのようにサービスの充実を図っていくのか。
(3)介護予防・日常生活圏域ニーズ調査結果と高齢者福祉計画の整合
【1】介護予防・日常生活圏域ニーズ調査によって見えてきた課題と解決に向けた取り組みをどのように行っていくのか。
・家族構成や生活状況に関して
・毎日の生活や今後の生活に関して
・地域での活動に関して
・健康・介護予防に関して
(4)基本目標と重点施策
【1】基本目標と重点項目に対する具体的な取り組みは。
・生きがいづくりと社会参加の促進に関して
・健康づくりと介護予防・重度化防止の推進に関して
・相談支援体制と支えあい活動の充実に関して
・認知症施策の充実に関して
・医療と介護の充実に関して
・安全・安心な生活環境の整備に関して
・福祉サービス・介護保険サービスの充実に関して

―――質問と答弁の要旨―――

◆住み慣れた地域で暮らす
Q1 住み慣れた地域で安心して暮らせるための介護保険サービス以外の支援の内容は。
A1 ひとり暮らし高齢者等に対しての緊急通報サービスの提供や、認知症のひとり歩き高齢者に対しての位置情報サービスの提供及び安心シールの交付、軽費老人ホームの短期利用に対する助成金の支給や、家族介護者に対する手当の支給などを実施している。

◆ニーズ調査から見えた課題
Q2 介護予防・日常生活圏域ニーズ調査によって見えた課題と、その解決に向けた取り組みは。
A2 社会からの孤立の防止とともに、身の回りの簡単な生活支援が必要な方が増え、そのニーズも高まっていくものと見られ、第2層の協議体活動の充実を図るとともに、いきいき百歳体操の拡充などに取り組んでいく。

※協議体とは、関係者が地域の課題や地域づくりの方向性を話し合い・共有し、生活支援のための活動やサービスをつくる協働の場。市域全体を担当する第1層協議体、日常生活圏域程度の範囲を担当する第2層協議体がある。

◆地域での共助の取り組み
Q3 生活支援コーディネーターの役割と人員の配置はどのようになっているか。
A3 サービスの提供体制の構築に向けたネットワークづくりや生活支援の担い手の養成などの役割を担うもので、市内全域を対象とする第1層協議体に1名を配置している。

Q4 狭山市はおよそ30%の高齢化率であり、全国水準より高い状況にある。急速な高齢化社会を迎えることになるが、内在する現在的課題と将来的課題について、その状況把握と課題解決の取り組みは。
A2 2022年以降は後期高齢者人口が前期高齢者人口を上回っていくことになり、これまで以上に医療や介護の必要量が増大し、これに対応する財源やサービスの担い手の確保が大きな課題になってくると考えている。
 また、医療や介護の公的サービスを補完するとともに、双方の効果的な連携を図ることなどを目的として既に取り組んでいる地域包括ケアシステム構築の、さらなる推進が必要であると考えている。
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