一般質問要旨
- 会議名
- 平成31年 3月 定例会(第1回)
- 質問日
- 平成31年3月6日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 町田昌弘 (創造)
要旨
1.入曽駅周辺整備事業
(1)改札口
【1】改札口の移動に関して「鉄道事業者との協議の中で伝えて参りたい。」、「今後においても、引き続き協議して参りたい」と答弁いただいているが、その後の協議状況について説明を。
(2)駅ナカ店舗
【1】「鉄道事業者と具体的な計画を詰めていく中で、市が管理する部分に店舗スペースを設置することについても調整して参りたい」と答弁いただいているが、その後の調整状況について説明を。
(3)入曽駅周辺の活性化
【1】「複合型商業施設を公募する際に、駅周辺の活性化に資する機能の導入を要求水準の一つとして設定し、具体的な提案を求め、活性化を図って参りたい。既存店舗に対しては、立地の意向を有する方々などと活性化に向けての協議を行って参りたい」と答弁いただいているが、その後の進捗状況について説明を。
(4)周辺道路
【1】「具体的な整備案について、事業区域に隣接する市道については、必要な対策を講じて参りたい。県道については、入曽交差点の改良について、埼玉県に対し、引き続き要望して参る」と答弁いただいているが、その後の進捗状況について説明を。
(5)エスカレーターの設置
【1】橋上駅舎と東西自由通路へのエスカレーター設置についての検討状況について説明を。
(6)事業費
【1】現時点での事業費の内訳と交付金の内容。
2.ふれあい健康センター・サピオ稲荷山
(1)スケジュール
【1】民営化に向けた今後のスケジュールについて説明を。
(2)市民への説明
【1】大きく影響があると思われる周辺住民や利用者へは充分な説明が必要だと思うが、説明会は実施したのか。
(3)健康増進対策
【1】健康増進施設としてサピオ稲荷山が果たしてきた役割をどのように受け止めているのか、ご見解を。
―――質問と答弁の要旨―――
◆民営化された場合の問題点を洗い出し、充分な議論の上に進めていくべきでは
Q1 周辺住民や利用者への説明会の実施状況とその時の反響は。
A1 平成29年8月と11月に説明を行っているが、このうち、上諏訪自治会では、サピオ稲荷山の収支や耐用年数などに関する質問とともに、稲荷山環境センターと関連した意見が出され、また、鵜ノ木の第二自治会及び第三自治会では、サピオ稲荷山の老朽化などに関する質問とともに、鵜ノ木自治会で運営している売店に関連した意見などが出されている。なお、これらの説明会は、サピオ稲荷山を民営化するとの方針を示す前に開催したものである。
Q2 健康増進施設としてサピオ稲荷山が果たしてきた役割をどのように受け止めているのか。
A2 サピオ稲荷山は、稲荷山公園駅に近接する立地特性を生かし、近隣他市の住民を含めて多くの方々に利用され、気軽に健康増進ができる公共施設として親しまれてきた。しかし、開館から21年が経過し、施設や設備の老朽化が進むとともに、利用者の半数以上が市外の住民であること、また、近隣において民間による類似施設が多数運営されている現状を踏まえると、サピオ稲荷山をこれまでどおり公共施設として運営していくことの必要性は薄れてきているものと受けとめているところである。
◆誰もが利用する駅前が、使いやすく、安全で、安心したものとなるよう、心から願って
Q3 入曽駅改札口の存続についての協議状況は。
A3 地域住民から改札口の存続を望む声があることを鉄道事業者に伝え、検討を依頼してきている。鉄道事業者からは、現在の改札口を存続させることは難しい旨の考えが示されているが、地元からの要望であることから、引き続き協議していく。
Q4 入曽駅の駅ナカ店舗の調整状況は。
A4 駅ナカ店舗については、利用者の利便性や駅周辺の回遊性を高める上では有効な施設であると認識しているが、店舗スペースの設置による東西自由通路の面積の増大や事業費の増加を考慮すると、東西自由通路沿いに店舗スペースを設けることは難しい状況にあると考えており、その代替案として、鉄道事業者が駅東側に駅舎に沿って所有する空き地を活用して店舗を設置することについて、鉄道事業者に提案している。
Q5 エスカレーター設置についての検討状況は。
A5 入曽駅の橋上駅舎と東西自由通路へのエスカレーターについては、設置する方向で鉄道事業者と協議を進めている。