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一般質問要旨

会議名
令和元年 6月 定例会(第2回)
質問日
令和元年6月18日
区分
一般質問
議員名
猪股嘉直 (日本共産党)

要旨

1.通学路
(1)言葉の定義
【1】通学路、スクールゾーン、ゾーン30の定義は。
(2)事故防止
【1】市内小中学生の交通事故の推移・分析は。
【2】予防措置をとれば防げたか。
【3】教訓としているか。その結果はどうか。
(3)ゾーン30
【1】市内の設置箇所、成果、経費は。
【2】今後の設置計画箇所は。
【3】設置の判断基準は。
【4】全ての学校区にゾーン30の設置を!
(4)その他の安全対策
【1】ガードレールの設置
【2】路側帯の整備
【3】駐車スペースの出入り口設置等への指導
2.市民会館に隣接する病院周辺の交通事情と駐車場問題
(1)道路事情
【1】道路事情の変化についての認識は。
【2】道路の整備と工事等に関わる責任分担は。
【3】昭代橋から霞野坂、入間川2丁目と狭山の間を病院方向に向かう道路の渋滞の
解決は。
(2)駐車場
【1】病院の駐車場設置状況の把握は。
【2】病院来院者の市民会館駐車場の無断利用の解消は進んでいるか。
【3】市民会館駐車場の減少した40台分の補償は。
【4】ミューズ休館に伴う市民会館への影響は。
3.市営住宅榎団地跡地
(1)市民との懇談
【1】懇談の内容は。
【2】懇談について市上層部への報告、検討状況は。
【3】現在の市の考えは。


―――質問と答弁の要旨―――

◆交通事故から守るゾーン30
Q1 全小学校区にゾーン30を指定する手続きは。また、速度規制標識を設置する考えは。
A1 通学路の安全を確保する上でゾーン30の指定が有効であると考えられる。将来的には全ての学校区の中で選定要件にかなう箇所に、極力、ゾーン30の指定がされるよう、警察と引き続き協議する。また、30キロメートル規制などの標識を設置する手続は、自治会、小中学校からの要望を受け、自動車や児童生徒の通行の状態や交通事故状況を調査した上で、速度規制の実施の是非について埼玉県公安委員会が判断することとなる。

◆市民会館の駐車場の確保
Q2 病院への要請と今後の見通しは。
A2 イベントなどの開催時には病院の駐車場の借用について協力要請を行うほか、不適正な駐車の防止策の依頼に合わせて、市民会館駐車場の確保についても依頼している。病院が保有や管理する周辺の駐車場などの利用状況を調査し、市民会館が利用可能な駐車場の確保について病院側と検討協議していくが、早期に駐車場が確保できるよう、引き続き病院に要請する。


◆市営住宅榎団地跡地
Q3 金額にはかえられないもので、一等地を売るべきではないが、売却額は?売ってしまったら、後で使いたくても使えない。未処分土地の方針には期限付貸し付けという方針がある。貸し付けで残すべきだが、考えは。
A3 土地の売却代金の概算金額は、固定資産税の評価額等を参考に試算すると、約1億5,000万円から2億円程度と見込まれる。公共施設の関係は、これから本当にアセットの関係で地域の皆さんとの声と真摯に向き合いながら検討していかなければいけない。同時に、市全体の公共施設の総量については削減をしていかないと、市全体が立ち行かないということもある。総合的に、一つ一つ決断していきたい。


◆ゾーン30設置の状況
Q4 これまでに設置したところの状況とコスト、効果は。
A4 初めに、ゾーン30の指定状況は、平成24年度は水富地区において指定し、指定面積は50.5ヘクタールである。整備内容としては、市道幹第42号線ほか23路線を対象に、区画線を6キロメートル整備するとともに、路面標示を18ヵ所実施した。その後、平成25年度は新狭山地区において、平成26年度は狭山台地区において、平成27年度は入曽地区において、平成30年度は水野地区においてそれぞれ指定を行い、4地区の合計で、指定面積は93.9ヘクタールであり、整備内容としては、市道について区画線を14キロメートル整備するとともに、路面標示を87ヵ所実施した。ゾーン30を設置したことによる成果は、狭山警察署が集計したゾーン30の設置前と設置後の交通事故件数は、水富地区、新狭山地区、狭山台地区、入曽地区の4地区全体で約29%減少している。
  経費は、市が行う区画線の整備や路面標示等に係る経費の合計額であるが、水富地区が556万5,000円、新狭山地区が268万5,900円、狭山台地区が102万円、入曽地区が302万4,000円、水野地区が595万800円であった。
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