一般質問要旨

１．疾病予防について
(1)がんの早期発見、治療について
【1】がん検診の受診者数の推移はどのようになっていますか。
【2】がん検診の受診率の推移はどのようになっていますか。
【3】「第４次狭山市総合計画」において、令和２年度の目標値として定めている、がん検診受診率達成の見込みは。
【4】狭山市の死因別、死亡数の現状はどのようになっていますか。
【5】がん検診の受診率を向上させる施策の進捗状況はどのようになっていますか。
【6】早期発見・早期治療による医療費及び精神面の負担軽減効果をどのように見込みますか。
２．狭山市まち・ひと・しごと創生総合戦略について(狭山市人口ビジョン含む)
※KPI＝(重要業績評価指標)
(1)基本目標1について
【1】基本目標１「安定した雇用を創出する」の基本指標の達成状況は。
【2】「産業振興、事業拡大支援施策」のKPI達成状況は。
【3】「創業・企業支援施策」のKPI達成状況は。
【4】「安定した就労機会・就労環境づくり施策」のKPI達成状況は。
(2)基本目標2について
【1】基本目標２「新しいひとの流れをつくる」の基本指標の達成状況は。
【2】「住みよい生活圏域(広域)の形成施策」のKPI達成状況は。
【3】「幅広い『狭山』ファンづくり施策」のKPI達成状況は。
(3)基本目標3について
【1】基本目標３「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」の基本指標の達成状況は。
【2】「婚活事業の推進施策」のKPI達成状況は。
【3】同様のKPIとなっている「安心して子供を産める環境整備施策」と「安心して子供を育てられる環境整備施策」の達成状況は。
(4)基本目標4について
【1】基本目標４「時代に合った地域をつくり、安心なくらしを守る」の基本指標の達成状況は。
【2】「空家の有効活用施策」のKPI達成状況は。
【3】「安全安心なまちづくりの推進施策」のKPI達成状況は。
(5)基本目標5について
【1】基本目標５「元気な健康高齢社会をつくる」の基本指標(高齢者の元気促進施策のKPIと同じ)の達成状況は。
(6)今後の取り組みについて
【1】基本目標の各種指標の達成状況及び施策毎のKPI達成状況についての評価は。
【2】総合戦略の各種施策の実効についての総合的な評価は。
【3】広域化により近隣市と連携し高い相乗効果が見込める施策の展開状況は。
【4】総合戦略を令和３年３月末まで１年間延長した後の継続性はどのように担保していきますか。

―――質問と答弁の要旨―――
◆人口減少対策
Ｑ１　転入者数及び合計特殊出生率と出生数の状況は。
Ａ１　令和元年の転入者数は6,198人であり、目標の7,200人を達成できなかった。平成30年の合計特殊出生率は1.18であり、目標値の1.36を下回る結果となった。

◆総合戦略の評価と今後の計画
Ｑ２　各種数値目標の達成状況は。
Ａ２　19の数値目標のうち、達成したものが６項目、総合戦略の策定時よりも数値が上向いたものが11項目、数値が下がったものが２項目となっている。

Ｑ３　延長する１年間で優先する項目及びその後の継続性は。
Ａ３　人口減少を抑制していく必要があるので、基本目標２の新しいひとの流れをつくる及び基本目標３の若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる施策を優先して取り組む必要がある。令和３年度からスタートする第４次狭山市総合計画の後期基本計画と一体のものとして第２期の総合戦略を策定する。
　　
◆がん検診の受診率の向上
Ｑ４　がん検診の受診率向上への施策の進捗及び新たな施策の展開は。
Ａ４　１年置きに実施される胃がん検診、乳がん検診、子宮がん検診のいずれかの検診を受診した１万5,133人の方を対象に、手続の簡素化を図るため、事前の申請を省略し、受診券を直接郵送する取組を開始した。

Ｑ５　早期発見・早期治療による医療費の削減効果に加え、精神面での負担軽減についての見解は。
Ａ５　がんの早期発見で、治癒率が高まり、精神面の負担が軽減される効果が見込まれる。また、がんの早期治療により、手術方法も腹腔鏡などの身体への負担が軽い方法を選択でき、また、入院も短期間で済むことから、これが医療費の削減につながるものと考えている。