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一般質問要旨

会議名
令和2年 6月 定例会(第2回)
質問日
令和2年6月15日
区分
一般質問
議員名
大沢えみ子 (日本共産党)

要旨

1.新型コロナウイルス感染症への対応
(1)現時点での対応について
【1】小・中学校の授業再開についての状況と今後どの様に対応するか。
【2】高齢者、障害者、要保護児童の状況についての認識と対応は。
(2)コロナ禍をふまえた今後の対応について
【1】減免制度や支援策の積極的活用と今後の対応についての考えは。
【2】DVや児童虐待防止の観点で一時避難所の設置が必要では。
【3】不要・不急の事業の中止や先送りについての考えは。
【4】職員定数の在り方についての課題と今後の方向性は。
2.防災
(1)新型コロナウイルスを踏まえた災害対応の在り方
【1】地震を想定した場合の避難についての考え方
・「新たな避難所」の確保は。
・借り上げ住宅等の利用の考えは。
【2】風水害を想定した避難についての考え方
・避難者数の想定と対応は。
・「避難所」の在り方について新たな認識が必要では。
・実情把握のためのアンケート調査の考えは。

―――質問と答弁の要旨―――
◆困ったときには減免制度の利用を
Q1 コロナ禍を踏まえ、市民が利用できる減免制度にはどのようなものがあるか。納付書の送付の際に減免制度があることを周知してほしいがどのように対応するのか。
A1 減免制度を設けているのは、個人市民税、固定資産税・都市計画税、国民健康保険税、後期高齢者医療保険料、介護保険料、国民年金保険料、保育料及び市営住宅の家賃で、市公式ホームページや広報さやま6月10日号に特集記事を掲載し、今後も適宜周知を図る。

◆不要・不急の事業の見直しを
Q2 サピオ稲荷山については、職員の負担軽減の観点からも、一旦事業を先送りし、コロナ対応が落ち着いた時期に改めて市民とともに検討すべきではないか
A2 サピオ稲荷山は、民間事業者を活用し、健康増進施設としての機能の継続を図っていく方針に基づき、現在は実施方針の策定に向けた調査を開始している。施設、設備の老朽化が著しく、大規模な改修を早急に行う必要があるため、現在の指定管理者制度を継続することは考えていない。

◆これからの風水害に備えて
Q3 水害時の避難所について、「3密防止」対策をとった場合、狭山市では、想定される避難者数に対して何名が収容できるか。今以上に避難所を確保する必要があると考えるが見解は。
A3 指定避難所の収容人数は4,516 人で、感染症の拡大を防止するため避難者同士の距離を確保すると、収容人員の2分の1となり、指定避難所の収容人数は2,258 人である。ここ数年の最大避難者数を記録した、昨年の台風19号の避難者1,458 人と比較しても不足は生じないと考えている。ただし、近年は自然災害が激甚化する状況があるため、新たな避難所を確保し、開設するよう努めていく。
 
Q4 小中学校の就学援助制度について、現時点で収入が落ち込んでいる方にも適用してほしいが考えは。
A4 コロナウイルス感染症の影響で収入が著しく減少している方も多いという現状を踏まえ、就学支援制度について、今年の収入状況を加味した追加の認定をどのように行うか、既に検討に着手している。

Q5 基礎疾患のある方や妊婦など、リスクのある方については、ホテルや旅館などへ避難できる体制が必要ではないか。
A5 基礎疾患を持っている方や妊婦の方など、リスクのある方の避難は、避難所で受付する際に避難者カードに基礎疾患等を記入していただくことにより、避難者の感染リスクを把握した上で、避難所内に専用スペースを設け、パーティション等で区切るなどの感染防止対策を講じることを検討する。
 また、体調不良を起こした場合や発熱等の感染の疑いがある症状が見られる場合は、速やかに医療機関を案内するなどと、適切に対応していく。
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