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一般質問要旨

会議名
令和3年 9月 定例会(第3回)
質問日
令和3年9月16日
区分
一般質問
議員名
笹本英輔 (改進)

要旨

1.教育
(1)感染症対策
【1】緊急事態宣言等が発令されている状態で小中学校の部活動・クラブ活動・委員会活動等はどのように実施することとしていますか。
【2】本来活動すべき時間の活用をどのように工夫していますか。
【3】小中学校現場からのコロナ対策についての要望の状況は。
【4】ギガスクール端末を利用した学習支援の状況は。
(2)校則
【1】小中学校等について、学校生活における生徒の自律と校則の基本的な考え方は。
【2】児童会、生徒会等との意見交換等は実施していますか。
【3】家庭からの服装や頭髪等についてのご意見やご要望の状況は。



―――質問と答弁の要旨―――
◆服装や頭髪について児童生徒に考える機会を
Q1 児童生徒の服装や頭髪について家庭から寄せられる意見や要望を把握しているか
A1 価値観の多様化や性自認の違いなどから様々な意見などをいただいており、児童生徒の個々の事情や背景にも十分留意し対応しているが、規律を乱すおそれのあるものなどは、服装や頭髪などを示した校則に基づいて適切に対応するよう丁寧に説明をしている。

◆ 多様性を認め、考える機会と自分らしく生きる機会を
Q2 校則などについて児童生徒間で議論・協議する場を設けているか。
A2 服装や頭髪について、直接、児童生徒が考える機会はないが「特別の教科 道徳」では、法や決まりは自分自身や他者の生活や権利を守るためにあり、それを遵守することの大切さについての自覚を促している。また、特別活動では、学校生活をより良くするための課題を見いだし、解決するために話し合い、合意形成を図り、実践する取り組みを行っている。今後、各学級で服装や頭髪なども含め、様々な校則や決まりについて議論する場を設けることや、生徒総会で議題として取り上げ、児童生徒間で協議する機会を与えられるようにすることも含め、児童生徒の考える機会についての研究を進めていく。

Q3 ギガスクール端末を利用した学習支援の状況は。
A3 授業支援の状況は、6月から各学校で本格的に1人1台端末を活用した授業をはじめており、端末に導入しているアプリケーションの活用や学習活動端末支援Webシステムを活用した授業が行われ、児童生徒が意欲的に授業に取り組んでいる様子がうかがえている。また、教員研修の状況は、業者による学習活動端末支援Webシステムの活用研修を全教職員に対して各校で行うほか、学校情報セキュリティーに関して、eラーニングによるオンライン研修も進めている。また、情報セキュリティーを含め、さらなる端末の活用の幅を広げていくために、各校において、独自に研究を進めている。

Q4 リモート授業等の準備の状況は。
A4 現在、端末の持ち帰り練習、各家庭でのWi−Fi接続確認を進めると同時に、各学校において、ウェブ会議システムを利用し、授業の様子や黒板の映像を端末に表示させたり、学習活動端末支援Webシステムを利用して、課題などについて配付、回収し、評価するとともに、児童生徒にフィードバックしたりする方法などを研修している段階である。

Q5 毎日端末を持ち帰って学習に役立てることが可能となるのか。
A5 自宅においても1人1台端末で学習活動端末支援Webシステムを活用し、課題の配付や回収、電子連絡板を活用して連絡事項の確認などを行うことができる。また、デジタルドリルの活用やウェブ会議など、日常的に端末を持ち帰っての有効な活用法については、今後検討するとともに、家庭での活用に当たって支障となる点などについても研究していく。
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