一般質問要旨
- 会議名
- 令和3年 9月 定例会(第3回)
- 質問日
- 令和3年9月17日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 千葉良秋 (自由民主党)
要旨
1.子ども・子育て支援について
(1)少子化の現状と結婚について
【1】未婚率の状況とその原因をどのように捉えているか。
【2】結婚して家庭を持ち子どもを産み育てることについて子どもたちにどのように教えているか。
【3】婚活の支援と実績はどうか。
(2)出生率向上の施策について
【1】狭山市における合計特殊出生率の推移はどのような状況にあるか。
【2】これまでに実施された施策とその効果をどのように捉えているか。
【3】今後行うべき重点施策についてどの様に構想しているか。
(3)子育て環境の整備について
【1】就労を希望する母親に対して支援をどのように行っているか。
【2】ジェンダーギャップの解消に向けた取り組みを行っているか。
【3】コロナ禍における子育て環境の変化をどのように捉えているか。
(4)地域子育て支援について
【1】子ども・子育て支援事業計画について基本理念の視点とはどのようなものか。
【2】子ども・子育て支援事業計画1〜4の具体的内容と期待される効果は。
【3】実施したアンケート調査の内容に沿った支援となっているか。
―――質問と答弁の要旨―――
◆出生率を上げるには結婚する方を増やす必要があるが
Q1 本市の未婚率の状況は。
A1 20歳代から30歳代の未婚率は、男性が6割、女性が5割を超えている。原因としては、結婚への意識の低下や勤労者所得の伸び悩み、共働きによる女性の負担の増加、教育面での育児コストの増加などが考えられる。
Q2 本市の婚活支援の取り組み内容と実績は。
A2 ライフデザインセミナーや異性とのコミュニケーション力を高めるための講習などを実施するとともに、婚活イベントを開催し出会いの場を提供してきた。 また、SAITAMA出会いサポートセンター運営協議会へ入会するとともに、同センターへの登録を促し、令和3年8月末現在で160名の方に登録いただいた。これらの支援の実績として、今年度に入り2名、これまでに合計で5名の方が結婚に至っている。
◆第2期狭山市子ども・子育て支援事業計画のアンケートでは、 就労を希望する母親が増加している
Q3 子育て後に再就職を希望する母親や子育てしながら就労する母親に対する支援は。
A3 総合子育て支援センターや児童館などでは、相談員や保育士が就労を含めた相談を受けており、保育所や幼稚園、一時預かり保育の活用などについて説明している。特に、ひとり親世帯の就労希望者には母子・父子自立支援員が状況を聞き、ハローワークでの求職活動、職業訓練案内や埼玉職業能力開発促進センターへの同行支援など、相談者に寄り添った支援を行っている。