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一般質問要旨

会議名
令和3年12月 定例会(第4回)
質問日
令和3年12月8日
区分
一般質問
議員名
衣川千代子 (日本共産党)

要旨

1.税制度
(1)納税者の状況
【1】自営業やフリーランス、農家、建築職人等の市内の、おおよその人数は。
【2】小規模工事受注希望者登録制度への登録の状況は。
【3】シルバー人材センター登録者の状況は。
(2)税制度変更による影響について
【1】狭山市と取引のある事業者への対応は。
【2】市民税等への影響をどう考えるか。

2.入間小学校跡地の欅について
(1)欅に関する方針について
【1】卒業生等から「残して」という声があるが市の考えは。
【2】欅についての方針決定に至った経過は。



―――質問と答弁の要旨―――
◆ 税制度の改正が行われることにより影響を受ける中小自営業
Q1 自営業者数、小規模工事受注希望者制度、シルバー人材センターへの登録状況は。
A1 個人の所得額のうち、営業所得が多い納税義務者は2,988人であり、農業所得が多い納税義務者は98人である。小規模工事受注希望者登録制度の登録業者数は78者である。
A1 シルバー人材センターの会員数は1,062人である。

◆ インボイス(=適格請求書)制度による影響
Q2 インボイス(※)制度による狭山市と取引のある事業者への対応は。
A2 一般会計は消費税の申告義務がないことから、適格請求書を求めることはない。
A2 上下水道事業は消費税の申告義務のある課税事業者であることから、仕入税額控除の適用を受けるため、課税事業者に対して適格請求書を求める予定である。適格請求書については、発行事業者の登録を行い、交付していきたい。
※インボイスとは
 新たに税務署が発行する13 桁の登録番号が必要になる請求書のことで、消費税課税事業者には発行されるが、売上1千万円以下の消費税免税事業者には発行されない。消費税の計算は、売上消費税から仕入消費税を引いて納税する、仕入税額控除であるが、インボイス制度は、仕入税額控除の要件として、登録番号が記載されたインボイスがなければ控除が認められない。

◆入間小学校跡地の欅について
Q3 卒業生やその保護者から「残して」「欅の伐採を知る卒業生はどれだけいるのだろうか」との相談があるが、市の考えは。
A3 専門家の診断では、欅自体の木の力が弱っており、枯れてしまうおそれも懸念される。現在、樹木医により枝や種から後継木を育てており、希望者への配布や公共施設に植樹することについて検討している。入間小学校跡地に進出する企業の提案により、ベンチなどの加工品や何らかの記念品として市民に配布することなどについても調整を図っている。

◆欅についての方針決定に至った経過は
Q4 現在の欅を見ていると弱っていてこの先枯れてしまうということが信じがたいが、欅の方針決定に至った経過は。
A4 入間小学校跡地に複合型商業施設を誘致する上で、欅を残すことは難しく、移植したとしても多額の費用が見込まれ、老木である欅が根づくことも難しいことから、後継木としての配布や加工品へと形を変えて残すこととした。
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