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一般質問要旨

会議名
令和4年 6月 定例会(第2回)
質問日
令和4年6月15日
区分
一般質問
議員名
高橋ブラクソン久美子 (市民派無所属)
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要旨

1.SDGsゴール5ジェンダー平等を実現しよう
(1)ジェンダー平等についての見解
【1】市長はSDGsゴール5についてどのような見解を持ち、狭山市ではどのように推進しようとしているか。
(2)意思決定の場に女性を
【1】女性の割合が30%以下の審議会とその改善策は?特に防災会議、国民保護協議会などに関し、女性の参加を促すような方策は。
【2】校長、教頭、PTA会長の女性の割合は。多くするための改善策は。
【3】女性の政治に対する関心を高めるための施策を進める見解は。
(3)就業構造の男女格差・高齢女性の貧困
【1】狭山市における令和4年度採用の事務職員の女性の割合、また、課長、次長、部長職における女性の割合は。その格差についての見解は。
【2】今後の女性幹部候補育成への見解は。
【3】会計年度任用職員の男女比は。特にフルタイムで働く会計年度任用職員の女性の割合は。
【4】官製ワーキングプア(雇用止め、昇進無し、低賃金等)と呼ばれる現象に関しての見解は。
【5】埼玉県は女性の非正規雇用が多く、女性の賃金も男性に比べ6割と言われ、年金も大きな格差があり、高齢女性の貧困が問題とされているが、これに対しての見解と手助けのための施策は。
(4)教育格差
【1】女子学生の4年制大学の進学率は、すべての都道府県で男子学生に比べ低く、埼玉県では13.1%も低い。特に理系女子学生が低い。狭山市においてはいかがか、それに対しての見解は。
【2】アファーマティブアクション(積極的格差是正措置)として、もっと女子学生に特化した奨学金を作ってはどうか。
(5)ジェンダー統計
【1】統計データを男女別で集計し、現状課題や成果を透明にしていくためにどのようなことを行っているか。
2.SDGsゴール1貧困をなくそう:生活保護
(1)SDGsの前文の理解の徹底
【1】市長はSDGsの前文の意味を職員に理解させるように、どのようなことを行なっているのか。
【2】特に、「誰もが取り残されていない包括性のある狭山市」や「最も遅れているところに第一に手を伸ばす」精神をどのように職員に徹底させているか。
(2)“市民に寄り添う”ことに関して
【1】生活保護行政に従事する職員は、制度を利用しようとし、またはすでに利用している人を能動的に心情的に理解する必要がある。障がい者や持病のある方々への接遇の仕方を学ばなければ、問題も起きる。どのような研修・訓練を行い、利用者等を理解し、寄り添うようにしているのか。
【2】職員の法や通達などの理解は必要であり、また、それをどのように利用者に伝えるかも大切な事である。どのように制度を学ぶ研修を行ない、人権に配慮した接遇訓練をしているのか。特に、この部署に初めて来た職員に対してはどうしているか。
【3】狭山市は冷たい等と周辺市から言われていると聞くが、特に申請時、就労指導等に対して、職員の親身な態度の形成をどうしているか。
3.SDGsゴール11と10個のターゲット、ゴール15
(1)市街化区域、市街化調整区域の開発
【1】狭山市の開発、発展または充実に関して市長はどのような理念を持って、今後のこれらの開発を考えているのか。特にゴール11とゴール15の関連においてどう考えるか。
【2】住みやすい市街化区域を作るためには、どのような施策があるか。
【3】市街化調整区域内の開発についてのこれからへの見解は。特に市街化調整区域内にある公有地をどうしていくか。
(2)開発:企業誘致
【1】広瀬台、柏原で行なわれた区画整理事業、今後行なわれる農地転用・企業誘致に関しての市長の見解は。
【2】今後行なわれる農地転用・企業誘致に関し、その目的の意味、それを達成するための施策など、誰がそれを担い、どのように行なっていくのか。この際の、ゴール11とその10のターゲット、ゴール15への考えは。


―――質問と答弁の要旨―――

◆ジェンダー平等の実現は世界の合言葉。埼玉県は遅れているが狭山市の現状は
Q1 女性の割合が30%以下の審議会とその改善策は。特に、防災会議、国民保護協議会などに関し、女性の参加を促すような方策は。校長、教頭、PTA会長の女性の割合は。
A1 各審議会委員の改選の際には、女性委員の割合を遵守するよう所管課に働きかけており、女性委員の割合は増加傾向にある。
A1 委員を任命する際、条例などにより役職の定めのない委員に関しては、女性の推薦を依頼するなど女性委員の割合を高めたい。
A1 市内の公立小中学校の女性管理職の割合は、校長職が21.7%、教頭職が17.4%であり、PTA会長職は21.7%である。

◆ 埼玉県は女性の非正規雇用が多く女性の賃金も男性に比べ6割。年金も大きな格差が
Q2 高齢女性の貧困問題に対しての見解と手助けのための施策は。
A2 結婚や出産などのライフステージにおける離職や非正規雇用への転換など、社会構造的なものであると認識している。高齢女性の貧困に対する施策は、本人の希望などを丁寧に聞き取り、生活困窮者自立支援制度などをはじめとする制度や支援につなげている。

◆生活保護行政に従事する職員は、能動的に心情的に理解する必要がある。
Q3 申請時の就労指導などにおいて、職員の親身な態度の形成をどのように行っているのか。
A3 就労指導を行う際には、就労ありきの指導ではなく、地域社会とのつながりを取り戻すことや生活の不安感、疎外感を軽減することを目的としたアドバイスに主眼を置いた支援を行っている。

◆開発しても産業と自然と生活の営みが調和する狭山市であってほしい
Q4 住みやすい市街化区域をつくるためにはどのような施策があるのか。
A4 鉄道駅周辺の中枢拠点及び地域拠点では、拠点としての魅力向上や都市機能を誘導、維持し、市民生活の利便性を向上させる都市構造を形成させるとともに、市内の拠点や各地区を結ぶことで、誰もが円滑に移動することができるような公共交通ネットワークの維持及び充実などの道路交通環境などの施策に取り組んでいく。

Q5 市街化調整区域内の開発についての考えは。
A5 田園環境と調和を図りながら都市機能と産業機能の促進による土地利用転換を推進し、持続可能なまちづくりに取り組んでいく。
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