現在位置 :トップページ一般質問要旨 › 一般質問要旨

一般質問要旨

会議名
令和4年12月 定例会(第4回)
質問日
令和4年12月2日
区分
一般質問
議員名
大沢えみ子 (日本共産党)
会議録を表示
録画配信を表示

要旨

1.高齢者の機能低下防止対策
(1)外出のための動機付け
【1】新型コロナウイルス感染症の感染拡大の中、高齢者の各種機能低下防止のため
にどのような取組を行っているか。
【2】「通いの場」「いきいき百歳体操」の実施状況は。
【3】「保健と介護の一体化事業」「介護予防講座」等の実施状況は。
【4】仮称「高齢者おでかけ応援チケット」を配布する考えは。

(2)移動手段の確保
【1】デマンド交通の実証運行が始まったが、状況は。
【2】一日乗車券、シルバーパス等の検討状況は。
【3】高齢者外出支援事業として運賃補助を行う考えは。
【4】地域支援事業訪問型サービスD(移動支援)の整備状況は。

(3)健康づくり
【1】「高齢者のフレイル状態の把握」についてどの様な取組を行っているか。
【2】地域支援事業通所型サービスC(短期集中予防)の整備の見通しは。
【3】サピオ稲荷山の更新に向けた市の方針は。

2.感染症対策
(1)新型コロナウイルス感染症全数把握の見直しについて
【1】埼玉県の「陽性者登録」への登録状況は。
【2】未登録の場合に想定されるリスクはどのようなものがあるか。
【3】市にも相談窓口設置が必要では。
【4】登録に使用できる検査キットの配布についての考えは。
【5】県と国に対し、実態の報告と医療体制確保を強く求めてほしいが見解は。


―――質問と答弁の要旨―――

◆高齢者の機能低下防止に向けて外出応援チケットを
Q1 コロナ禍で閉じこもりが多くなっている高齢者の機能低下を防ぐために、仮称「おでかけ応援チケット」を作って配布してはどうか。
A1 ご提案の施策は、フレイル予防が必要な高齢者にとって、興味や関心のあるものに参加できる外出時の動機づけのひとつとして考えられることから、先進自治体の実施方法など情報収集していく。

◆新型コロナ全数把握の見直しについて
Q2 県の「陽性者登録率」の状況は。また、市で相談窓口を設置する考えは。
A2 10月18日時点の登録率は94.2%。市では、ワクチン追加接種に合わせて新型コロナウイルス感染症対策室の体制を充足したことから、これまで同様、感染症対策室を窓口として市民からの相談に適切に対応していく。

Q3 「陽性者登録」に使用できる検査キットの啓発と市民へ事前配布する考えは。
A3 狭山商工会議所と連携し、会員事業者へ検査キット事前購入の啓発と従業員への事前購入の支援を行うほか、本市の薬剤師会と連携し、検査キットの取扱薬局を市公式ホームページなどで周知することとしている。また、高校受験を間近に控える市内在住の中学3年生とその同居家族に抗原検査キットを無償配布するための補正予算案を今回の議会に提出している。

Q4 高齢者への外出支援事業としてバス等の乗車賃補助を行う考えは
A4 公共交通機関の利用券やICカードへの定額付与などの支給方式を採用する場合、正確な利用実態の把握が難しく、また、事業本来の目的に沿った利用がなされているかを検証することも困難であることから、高齢者の外出支援の促進につながり、かつ持続可能な施策について、他自治体において実際に導入し効果を上げている事例などを研究していく。

Q5 サピオ稲荷山を高齢者の介護予防、疾病予防の拠点施設として再編し、フレイル予防・食事療法・短期集中介護予防事業などを実施することの考えは。
A5 同施設は、市民の健康づくりに資する施設としての活用のみならず、様々な可能性を視野に入れて活用方法を検討しているところであり、今後どのように機能を持たせるかなどについては、PFI事業を導入する過程の中で今後事業者に求めていきたい。
Copyright(c) 2014- 狭山市議会 Sayama City Council. All Rights Reserved.