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一般質問要旨

会議名
令和5年3月 定例会(第1回)
質問日
令和5年3月8日
区分
一般質問
議員名
猪股嘉直 (日本共産党)
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要旨

1.入曽駅周辺整備事業
(1)現時点での課題
【1】現時点での、入曽駅周辺整備事業の予算総額は?
【2】県道入曽停車場線の渋滞は現計画で解消するか?
【3】駅西口の自転車駐車場の代替地の目途は?
【4】西口駅前広場(予定)へのアクセス道路の拡幅は?

(2)現計画の見直し
【1】県道入曽停車場線の渋滞を、周辺県道の渋滞問題と併せて検討することについての見解は?
【2】駅舎の移動、橋上化、東西自由通路の計画を現時点で見直すことについての見解は?

(3)今後の進め方
【1】入曽駅周辺整備事業の到達点について、近隣住民利用者に説明することについての見解は?
【2】県道入曽停車場線、周辺県道の渋滞問題について埼玉県との協議を行うことについての見解は?
【3】今後の入曽駅周辺整備事業の計画について、住民、利用者代表と市を含む協議会を設置し、検討することについての見解は?

(4)入間小跡地のケヤキ
【1】ケヤキに関する市と事業者との協定の内容は?
【2】ケヤキの保存に伴う店舗計画の内容は?

2.航空自衛隊入間基地
(1)重要土地規制法
【1】国からの連絡、通知等の有無は?
【2】近隣(県内・県外)の他基地の国からの通知等の状況は?

(2)入間基地の2023年度予算
【1】2023年度の入間基地予算について、国からの情報は?
【2】概算要求額86億円が安保3文書改訂後、210億円に増えたが、その理由を把握しているか?

(3)市民生活
【1】安保3文書と入間基地との関係において、市民の暮らしへの影響は?
【2】狭山市は市民の暮らしと命を守るために、入間基地の任務・役割の変更を求めることについての見解は?


―――質問と答弁の要旨―――

◆入間基地新年度予算、概算要求の2.5倍に
Q1 安保3文書の閣議決定後、入間基地予算が210億円となったが、その理由を把握しているか。
A1 北関東防衛局に確認したところ、空調設備の更新や飛行場灯火の整備、電気・配水・
通信などのライフラインの多重化などの予算が認められ、予算が86億円から210億円に増額になったとのことである。

◆鉄道事業者の負担はゼロと聞いているが
Q2 入曽駅周辺整備事業費約65億8千万円の財源内訳は。
A2 現段階では国の補助金を約6億円、都市基盤整備基金を約20億円、地方債を約21億円、一般財源を約19億円見込んでいる。

◆西口自転車駐車場の移転、新たな交通渋滞と危険性
Q3 移転先の自転車駐車場から入曽駅に行く方で、さらなる渋滞の原因をつくりだすこととなる。これに伴い、横断者の安全確保も必要と考えるが交通指導員の配置などの安全対策は。
A3 警察及び道路を管理する県との連携を図りながら、路面標示や注意喚起の看板の設置とあわせて、通学時間帯の交通安全指導など、必要な対策を講じていく。

◆安保3文書
Q4 安保3文書との関係で、自衛隊入間基地がある狭山市として、市民の暮らしへの影響をどう見ているのか。
A4 安保3文書の改訂は、戦後、もっとも厳しく複雑な安全保障環境に直面する中、伝統的な外交・防衛分野のみならず、経済安保、技術、情報等も含む幅広い分野に、政府として横断的に対応するために行われたとされている。今回の改訂が入間基地に与える影響は、現在のところ具体的にされていないが、本市としては、今後も引き続き、市民の安全・安心の観点から、防衛省をはじめとする関係機関に対して、情報提供を求めるとともに、市としても情報収集に努めていく。


◆基地のある狭山市が危険!
Q5 岸田政権は敵基地攻撃能力を保有し、専制攻撃を行うことも銘記している安保3文書を閣議決定し、入間基地自身は敵からの攻撃を想定して、基地のライフラインを地中化するなどの対策をとっており、これは狭山市が大変に危険な自治体になってきていることだと思う。市から国に対して、「そのような危険な基地にするな」と要請すべきと考えるが、市長の考えは。
A5 入間基地の任務や役割については、我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、国家防衛戦略等に基づいて決定されているが、入間基地がこうした任務や役割を果たす中で、本市は市民に対する情報提供や国への要望を行うとともに、基地に起因する障害を軽減し、周辺住民の生活環境の向上に努めていく。
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