一般質問要旨
- 会議名
- 平成26年 12月 定例会(第4回)
- 質問日
- 平成26年12月1日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 内藤光雄 (新政みらい)
要旨
1.各種選挙の投票率について
【1】近年施行された選挙の投票率の現状をどのように分析していますか?
【2】投票率向上施策として、どのような対策を講じてきましたか?
(2)期日前投票について
【1】期日前投票の近年の実績と効果をどのように分析していますか?
【2】期日前投票の拡大について、どのように検討していきますか?
(3)投票率の向上について
【1】今後の投票率の向上について、どのような施策を講じていきますか?
2.生涯学習まちづくり出前講座について
(1)利用状況について
【1】84項目の講座が設定されていますが、利用状況はどのようになっていますか?
【2】利用者及び利用団体の状況はどのようになっていますか?
【3】利用状況についての評価、分析は?また課題をどのように認識していますか?
(2)周知方法について
【1】現状の周知活動はどのように行っていますか?
【2】周知方法等の課題をどのように認識していますか?
(3)出前講座の効果について
【1】講座参加者の反応や感想などの受け止めをどのように調査・認識していますか?
【2】出前購座の効果をどのように分析していますか?
(4)今後の展開について
【1】出前講座の効果と課題を踏まえ、今後どのように推進、展開していきますか?
3.環境美化について
(1)ポイ捨て防止の取り組みについて
【1】平成11年10月1日に「狭山市ポイ捨ての防止に関する条例」が施行されましたが、これまでの取り組み状況はどのようになっていますか?
【2】条例の施行により得られた効果と現状の課題をどのように分析していますか?
(2)駅前周辺の環境美化について
【1】駅前周辺の環境美化についてどのように取り組んでいますか?
【2】環境美化に取り組むボランティア団体等への支援状況はどのようになっていますか?
(3)喫煙者への働きかけについて
【1】平成20年1月1日に施行された「狭山市歩きたばこ等の防止に関する条例」に基づき、駅周辺を路上喫煙禁止地区に指定していますが、吸い殻のポイ捨て防止の対策をどのように講じていますか?
-----質問と答弁の要旨-----
◆環境美化意識の向上とボランティアの拡大
Q1ポイ捨て防止に関する条例の効果と課題は。
A1条例施行により、まちの清潔は保たれているが、駅周辺では、ごみのポイ捨てがあるのも把握している。
Q2環境美化に取り組む団体への支援状況と拡大の目標は。
A2市のアダプトプログラムに登録している団体には、軍手やごみ袋の支給、障害保険への加入、ごみの処分などを行い、県の登録団体には、協定に基づき市がごみの処分を行っている。市内のすべての駅周辺において、市民団体による美化活動を目標としたい。
Q3ポイ捨て防止推進員の現在の状況は。
A3啓発活動は、自治会や関係団体などの協力を得て行っており、あらためてポイ捨て防止推進員を置くことは、現在のところ考えていない。
Q4吸い殻のポイ捨て防止の対策は。
A4キャンペーンの実施で意識啓発を図るとともに、路上喫煙禁止地区に路面表示と指定喫煙場所の案内表示を行い、歩きたばこや吸い殻のポイ捨ての防止を図っている。
◆投票率の向上で民主主義の確立を
Q5投票率向上に向けた具体的な施策は。
A5若年層への取り組みとして、新成人に選挙制度の概要を記した有権者ノートの郵送や、小・中・高校生を対象に選挙啓発出前講座などを実施している。
Q6期日前投票所の拡大は。
A6現在、市役所と市民会館の2カ所で実施している。増設には、突発的な選挙にも継続して会場が確保でき、選挙システムの回線確保や期日前投票施設としての利便性が図られること、さらに投票管理者や立会人など、人員の増員確保が必要不可欠となる、などの課題も踏まえ検討したい。
◆生涯学習まちづくり出前講座の利用向上
Q7利用を高めるための今後の対応は。
A7申し込みのない出前講座は、まちづくりや行政の分野の講座が多く、身近に感じにくい面があるのではないかと考えているが、重要な分野であり、市民が身近に感じられるようなサブタイトルをつけるなどの工夫が必要と考えている。
また、公民館と連携して出前講座を活用するとともに、公民館の利用団体にも、講座メニューのチラシを配布するなどして、出前講座の拡大を図りたい。
Q8出前講座の効果は。
A8受講者へのアンケート調査の結果では、多くの受講者から「よくわかった」との評価をいただいており、特に行政の制度改正に関する講座などでは「詳しい説明を聞くことができ、内容の理解が深まった」などの評価をいただいており、一定の効果があるものと考えている。
Q9出前講座に対する期待と将来展望は。
A9行政の仕事を市民が理解することや市民の意識を行政が理解する。こうした双方向の理解の促進を図る事業としては効果があり、それに取り組んでいくべきだと思っている。
また、講師を務める職員についても、出前講座を通じて直接市民と触れ合い、提案や意見を聞くことは、有能な職員づくりに対しても大きな力になるのではと感じている。そうした意味を踏まえて、さらに充実するよう考えたい。