一般質問要旨
- 会議名
- 令和5年3月 定例会(第1回)
- 質問日
- 令和5年3月10日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 衣川千代子 (日本共産党)
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要旨
1.防災対策
(1)狭山市水害ハザードマップについて
【1】狭山市水害ハザードマップを作ったきっかけは。
【2】市民への周知と職員の情報共有は。
【3】令和元年台風19号の教訓はどのようなことがあり、どのようにマップに活かされたか。
【4】狭山市水害ハザードマップの活用は。
【5】地域ごとの風水害に対応した地区防災計画の策定についての考えは。
(2)災害時等の非難に関する協定について
【1】今年度、企業と避難のための協定が複数結ばれているがどのような内容か。
【2】対象者はどのようになっているか。
【3】具体的にどのようなことができるのか。
【4】どのように運用していくのか。
2.防犯対策
(1)痴漢ゼロのまちづくりについて
【1】痴漢は性犯罪という認識はあるか。
【2】痴漢行為から市民を守る対策についての考えは。
【3】看板や人感センサーの設置についての考えは。
【4】性犯罪防止の観点から、危険個所のチェックを行う考えは。
【5】試験日に受験生を守る対策として交通事業者との連携を行う考えは。
【6】啓発バッジやヘルプカードを使った防止キャンペーンを行う考えは。
―――質問と答弁の要旨―――
◆2019年の台風第19号の教訓は
Q1 2022年3月発行の水害ハザードマップに台風第19号の教訓をどのように活かしたのか。
A1 台風第19号は、狭山市で過去に経験のない規模の災害対応となり、事前の避難準備の周知の必要性やペット同行避難者への対応など、避難に関する課題が浮き彫りとなった。この教訓を踏まえ、ハザードマップには、狭山市における風水害の特徴や非常持出品リスト、災害時の情報の入手方法、避難時の注意点など、イラストを用いてわかりやすく記載している。
◆水害ハザードマップの活用は
Q2 作成した水害ハザードマップは、市民や職員に具体的にどのように活用されているのか。
A2 自治会や自主防災組織が行う防災訓練や防災講座などのほか、親子対象の防災教室で活用している。職員は、年度当初や台風シーズン前に行う、大雨対応が必要な危険箇所の確
認に活用している。
◆痴漢ゼロのまちづくり
Q3 痴漢は性犯罪という認識はあるか。また、啓発バッジやヘルプカードを使った防止対策は。
A3 刑法の強制わいせつ罪などが適用される、極めて悪質な性犯罪であると認識している。今後は、年末の防犯キャンペーンなどの機会を捉え、ヘルプカードや警視庁の防犯アプリ「Digi Police(デジポリス)」を活用した痴漢対策の周知、啓発を図っていく。
◆ 性犯罪防止の観点から危険箇所のチェックを行う考えは
Q4 痴漢は電車内、職場、公園、人気のない道など、第三者の目が行き届きにくい場所であれば、どこでも行われる可能性があるといわれている。危険箇所のチェックを性犯罪防止の観点から実施する考えは。
A4 危険箇所は、自治会や学校関係者などが日頃からパトロールなどにより確認するほか、市や防犯協会、地域の防犯組織などによる青色回転灯装着車両のパトロールも実施している。また、小中学校では、暗い場所や人通りの少ない道や過去に不審者が目撃された危険箇所をチェックし、「通学路安全マップ」を作成して注意を促している。