一般質問要旨
- 会議名
- 平成26年 12月 定例会(第4回)
- 質問日
- 平成26年12月1日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 栗原武 (新政みらい)
要旨
1.まちづくりと公共施設整備
(1)入曽地区(南部地域)のまちづくり
【1】旧入間小学校の跡地利用計画が遅れているが、入曽公民館の更新事業も含めて計画案の見直しの可能性があるのか。
【2】旧入間小学校跡地・入間中学校・入曽公民館の3つの公共施設を一体的に捉えてまちづくりを考えるべきだと思うが見解は。また、それぞれの公共施設の跡地利用計画についての考え方は。
【3】狭山市の南部地域の防災拠点・交流拠点となる公共施設が必要ではないかと考えるが見解は。
【4】旧入間小学校跡地は先行整備する部分と全体的な整備とを分けた方がよいと思うが見解は。
【5】旧入間小学校の災害時の一時避難場所の位置付けと市民開放についての見解は。
【6】入曽駅隣接の鉄道事業者の所有地はまちづくりの観点から重要になると考えるが見解は。
【7】入曽駅西口周辺の土地利用状況における西口整備の考え方は。
【8】防災上の観点から、入曽駅周辺の踏切対策についての見解は。
-----質問と答弁の要旨-----
◆入間小学校跡地利用計画の状況
Q1入間小学校跡地利用計画の見直しの可能性は。
A1計画の見直しと今後の対応は、地域の声や南部地域の拠点整備といった点にも十分配慮しながら協議を進め、なるべく早い段階で方針を決定したい。
Q2入間小学校・入間中学校・入曽公民館の3つの公共施設を一体的に捉えたまちづくりが必要ではないか。
A2当面、入曽公民館の建て替え更新を最優先に、その活用を検討していくが、いずれも入曽地区のまちづくりに資する、より効果的な利用を検討する。なお、その際、これら整備に必要な財政負担を軽減する観点から、一部用地の売却も視野に入れて検討していく必要があると考えている。
Q3狭山市の南部地域の防災拠点・交流拠点となる公共施設の必要性は。
A3入曽公民館の更新では、単に公民館機能だけではなく、市民センターや防災機能など、複合的な機能を持つ南部地域の拠点となる施設整備を検討する。
Q4入間小跡地の一部を利用した県道の歩道拡幅は先行整備すべきでは。
A4入間小跡地は、その一部を利用して早期に県道川越入間線の歩道の拡幅整備ができるように、既に川越県土整備事務所と協議しており、全体的な跡地整備に支障がないものとして先行して取り組んでいる。
Q5入間小跡地は災害時の一時避難空間、市民の憩いの場所として一般開放すべきでは。
A5跡地利用計画では、将来の入曽地区整備の種地となる部分を暫定的な多目的広場として、地域住民の一時的な避難場所や散策などの場としており、現在、開放できるように検討を進めている。
Q6入曽駅隣接の鉄道事業者所有地は、まちづくりの観点から重要になると考えるが見解は。
A6入間小跡地とともに、入曽駅東口のまちづくりのためには、その活用が求められていると考え、鉄道事業者の意向も確認しながら、今後その活用方法を研究する。
Q7入曽駅西口周辺の民間の土地利用が進んでいるが西口整備の方針を早めに決めては。
A7入曽駅の周辺地区は市の地域拠点であり、権利者の協力などを踏まえながら、今後、第4次の総合計画の策定や都市計画マスタープランの見直しを実施していく中で、現実的にできる対応策を検討する。
Q8公共施設の跡地利用計画の素案策定時期は施設の廃止前に検討すべきではないか。
A8平成27年度に公共施設のアセットマネジメントを担当するプロジェクトチームを設置する予定で、この所管で検討していく課題と捉えているが、現に建物が解体された空き地の跡地利用計画は、27年度中の策定を目指す。
今後廃止が予定されている公共施設の跡地利用計画は、こちらも同プロジェクトチームで検討していく。