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一般質問要旨

会議名
令和5年6月 定例会(第2回)
質問日
令和5年6月12日
区分
一般質問
議員名
橋本亜矢 (日本共産党)
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要旨

1.学校給食費
(1)狭山市の学校給食の現状について
【1】狭山市の小学校と中学校の生徒の人数と、給食費の年間の保護者負担額、滞納率などの現状は。
【2】学校給食の提供にかかる費用の状況は。
(2)学校給食費の無償化について
【1】狭山市民の中からも学校給食費無償化を求める動きが出ていることについて、市の考えは。
【2】全国的にも学校給食費を無償化する動きが出ていることについてどのように認識しているか。
【3】狭山市で学校給食費を無償化する場合に、課題となるのはどのような事だと考えられるか。

2.平和
(1)狭山市の平和事業について
【1】狭山市が中学生を広島平和祈念式典に派遣していた事業はいつからいつまで行っていたか。また行わなくなった理由は。
【2】派遣の効果をどのように認識しているか。
【3】再開について市の考えは。


―――質問と答弁の要旨―――

◆狭山市の学校給食費無償化に向けて
Q1 市内小中学校の児童・生徒の人数と、年間の給食費の負担額は。
A1 小中学校の児童生徒数は、小学生6,156人、中学生3,293人であり、学校給食費の年間の保護者負担額については、1人当たり小学生が月額4,300円、年間4万7,300円、中学生が月額5,000円、年間5万5,000円である。

Q2 市民から要望の声が多く出ている学校給食費の無償化を行うとしたら、どのようなことが課
題になるか。
A2 現在、学校給食費の無償化について具体的な検討は行ってない。課題としては、令和5年5月1日現在の児童生徒数から試算した場合、年間約4億7,000万円の財源確保が必要となる。

◆中学生の広島派遣、再開の考えは
Q3 10年間取り組んだ「中学生を広島平和祈念式典へ派遣する事業」によって得られた成果と派遣事業の再開の考えは。
A3 心身ともに大きく成長する中学生にとって、平和記念式典への参加をはじめ、平和記念資料館や原爆ドームの見学は、次世代を担う子どもたちが戦争の悲惨さと平和の尊さを学ぶ大切な機会になるとともに、深い印象と記憶を残す貴重な経験になったものと考えている。しかし、中学生の身体的な負担や参加人数も限られることから、現在のところ派遣の再開は考えていない。

Q4 給食費無償化が全国的に広がっていることをについてどのように捉えていますか。
A4 全国的に、物価の高騰などを理由に、国などからの交付金を活用するなどして学校給食費を時限的に無償化する取組を進める市町村もあり、このことは、家庭の経済的負担を軽減することで実施しているものと認識しております。なお、生活保護制度による教育扶助や就学支援制度により、低所得者層への支援は行っております。また、市として、現下の社会経済状況に鑑み、市独自の子育て支援施策として、18歳までの児童生徒に対して1人当たり3万円の支給を決定しております

Q5 平和事業として、中学生を広島平和祈念式典へ派遣していた事業を中止した理由は何ですか。
A5 8月の酷暑の中、早朝から実施され、1泊2日の厳しいスケジュールで体調を崩す生徒もおり、参加する中学生の負担が非常に大きかったことや、式典会場にアクセスのよい宿泊施設を確保することも年々厳しくなっていたことから、事業を見直すことといたしました
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