一般質問要旨

1.アニメ(漫画)の活用
(1)観光と地域振興
【1】日本国内だけでなく、海外からも熱い人気を集めているアニメ(漫画)に対する市の認識は。
【2】作品の舞台となった土地や建物などを訪れる旅行の事で、「聖地巡礼」とも呼ばれるアニメツーリズムについての、市の考えは。

(2)埼玉県との関係(2017年3月議会一般質問答弁)
【1】「協力体制は図られていないが、今後は県の取り組みを注視する中で、連携や協力できる事業の可能性を検討したい。」だったが、現在の協力体制は。
【2】「当市も参加し、PRすることは有効と考えており、今後は『アニ玉祭』とその関連イベントへの参加について具体的に検討したい。」だったが、現状は。

(3)アニメ聖地８８
【1】アニメツーリズム協会では、『訪れてみたい日本のアニメ聖地88』2023年版を発表しているが、アニメ聖地88及び近隣自治体の選定に対する、市の見解は。

(4)アニメと自治体の協力
【1】北海道千歳市等が実施した『クラウドファンディング型ふるさと納税』を活用してのテレビアニメ制作に対する、市の見解は。
【2】狭山市をPRする手段の一つとして、人気アニメとのコラボレーションや、市内を舞台にした新作アニメの制作を考えてみては。

２．小・中学校
(1)水筒持参(熱中症対策)
【1】市役所の１階に水道直結式のマイボトル専用の無料給水機（ウォーターサーバー）を設置したが、設置及び維持費用はどれほどで、利用者の意見や評価は。
【2】(a)給水機や冷水機等の設置がある小中学校数は。また、設置及び維持費用と全校に設置しない理由は。
(b)水筒の持参を推奨しているも、中身が無くなったら水道水を補充するとのこと、水質等を心配される
保護者もおり、各学校の公平性をどう考えるのか。
(c)市役所１階の給水機と同様なら費用負担も少なく全小中学校への設置も可能と考えられるが、見解は。

―――質問と答弁の要旨―――
◆子ども達に、もしものことがあったら誰が責任をとるのか指摘する
Ｑ１　　今年も猛暑や酷暑などの日が多く、登校時の見守り活動をしていると、持参の水筒から水分補給をする児童生徒が多く見られた。熱中症対策などで水筒の持参を推奨しているが、冷水機が設置されている小学校は５校、中学校は４校であり、基本的に中身が無くなったら水道水を補充すると聞いている。給水機などが設置されていない小中学校では、水質などを心配する保護者もいるが、各小中学校の公平性をどのように考えているのか。
Ａ１　全小中学校の水道水は水質基準をクリアしており、安全面は保たれている。また、冷水機は水道直結式を使用しており水質に差は無く公平性は保たれていると捉えている。

◆市役所１階エントランスホールに設置費は無料、維持費は月額3,850 円で、利用者無料の給水機が設置されている
Ｑ２　　生ぬるい水しか飲めない児童生徒と、冷たい水を飲むことのできる児童生徒の公平性は保たれているのか疑問に感じている。市役所と同様な給水機なら費用負担も少なく、全小中学校への設置も可能と考えられるが、教育委員会の見解は。
Ａ２　学校から給水機の設置要望は出ていないが、熱中症予防の観点から、今後の研
究課題の１つとして認識している。