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一般質問要旨

会議名
令和5年9月 定例会(第3回)
質問日
令和5年9月19日
区分
一般質問
議員名
大沢えみ子 (日本共産党)
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要旨

1.聴覚障害者福祉
(1)手話言語の普及について
【1】4月から手話言語条例が施行されたが、この間どのような取り組みを行ってきたか。
【2】「手話言語の国際デー」(9月23日)に合わせた啓発について、計画しているものはあるか。

(2)2025デフリンピック東京大会について
【1】聴覚障害者のオリンピックである「デフリンピック」が2025年に日本で開催されることに合わせ、支援・啓発を行ってほしいが考えは。
【2】具体的に以下の項目について実施の考えは。
(a)デフリンピック啓発パンフレットの配布
(b)映画「みんなのデフリンピック」上映会
(c)関連展示や啓発グッズコーナーの設置
(d)デフアスリートを招いての講演会
(e)関連手話を学ぶ講習会の開催
(f)大会時のライブビューイング

2.マイナンバーカードと保険証の一体化
(1)総点検について
【1】マイナ保険証のトラブルが相次いでおり政府は総点検を実施するとのことだが市の対応は。

(2)今後の準備
【1】一体化を希望しない方への対応として、市ではどの様な準備が行われているか。

(3)保険証利用の状況
【1】施設や学校における保険証利用の実態と今後の対応は。

(4)オンライン確認ができない場合の対応について
【1】医療機関での窓口負担はどのようになると想定されるか。
【2】「被保険者資格申立書」とはどのようなもので、医療機関での対応状況は。
【3】後期高齢者医療保険では複数の一部負担割合があるが、これが変わる可能性はあるか。
【4】次の各種制度において、窓口での医療費負担が変わる可能性があるか。
(a)こども医療費助成制度
(b)ひとり親家庭医療費助成制度
(c)心身障害者医療助成制度
【5】窓口負担を生じさせないため市でも独自の対策を講じる必要があると考える見解は。

(5)「資格確認証」について
【1】保険証の代わりに発行するとしている「資格確認証」とは、どのようなもので、誰に、どんな基準で発行されるのか。
【2】希望者には発行する必要があると考えるが市としての対策は。
【3】現在までの発行の準備状況と、現行保険証と比較して経費はどのようになる予測か。

3.マイナンバーカード
(1)返納の手続きについて
【1】マイナ保険証への不安から、返納を希望する方が増えているが、具体的な手続きは。
【2】マイナポータルの情報の取り消し手続きはどのように行うのか。
【3】返納した場合、再度の取得は可能か。また、その場合、保険証などの紐づけされた情報はどのようになるのか。
【4】高齢者など希望に応じて返納手続きの支援を行ってほしいが市の考えは。


―――質問と答弁の要旨―――
◆マイナ保険証のトラブルが多発
Q1 現行の保険証に代わる「資格確認書」はどのような方に発行されるのか。トラブル防止のため高齢者や子どもなどの希望者に発行すべきでは。
A1 資格確認書は一体化を希望しない方のほか、マイナ保険証での受診が難しい要介護高齢者や障害者などの要配慮者に対して、申請に基づき交付することが検討されており、市としては国から示される方針に従い対応していく。

Q2 マイナンバーカードを返納したい場合の手続きは。また、希望者に支援をしてもらえるのか。
A2  返納届に、マイナンバーカードを添えて市民課に提出することとなる。支援の申出があれば、マイナポータルでの各種登録情報を削除する手続きについて、窓口の端末を使用して操作するなどの支援を行うこととしている。また、返納届は、外出や移動が困難で本人が手続きできない場合は、代理人による提出も可能となっている。

◆2025 デフリンピック東京大会について
Q3 耳の聞こえない・聞こえにくい方のオリンピックである「デフリンピック」開催に合わせ、市としても周知・啓発を行ってほしいが考えは。
A3 デフリンピック開催の周知は、聴覚障害者のスポーツ選手への理解と支援の促進につながるだけでなく、スポーツを通した多様性への理解、共感などを育むといった観点からも重要である。福祉部門や関係部署とともに支援や啓発の手法などを検討
していく。

◆オンライン確認できない場合
Q4 子ども医療費、障害者医療費、ひとり親医療費などの各種助成制度の受給者証があっても、マイナ保険証のオンライン確認ができない場合は窓口負担が生じることになるのでは。
A4 医療費助成制度の受給者証は、医療機関窓口で保険資格が確認された上で、受給者証を提示することにより、効力が発生するものである。このことから、資格確認ができない場合、資格確認ができた場合と同様に取り扱うということは難しいと思われる。


◆手話言語の普及(手話言語の国際デー)について
Q5 9月23日は「手話言語の国際デー」とされ、全国でブルーライトアップなどの取り組みが行われているが、狭山市として計画しているものはあるのか。
A5 9月23日の手話言語の国際デーを含む9月18日から9月24日までの国際ろう者週間の期間中、狭山市駅西口エスカレーターの照明を青色にライトアップするとともに、狭山市公式ホームページやSNSを活用し、手話が言語であり、聾者(ろうしゃ)が手話によるコミュニケーションを図る権利を有することについて啓発に取り組む予定としている。
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