一般質問要旨
- 会議名
- 令和5年9月 定例会(第3回)
- 質問日
- 令和5年9月19日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 町田昌弘 (健政会)
会議録を表示
録画配信を表示
要旨
1.お悔みに対する対応
(1)死亡届
【1】2022年度の死亡届の提出は何件か。本籍地としての提出、届出人の所在地としての提出、亡くなった場所としての提出の内訳は。
【2】死亡届の受理後、戸籍や住民票に反映されるまでの事務処理内容と要する期間は。
(2)死亡届以外の手続き
【1】お悔みに際し、死亡届以外の手続きについて担当窓口や手続きの内容、提出期間は。
【2】各手続き受理後の事務処理について、お亡くなりになった事実を反映させる手続き内容と要する期間は。
(3)手続きのその後
【1】お悔みの事務に直接携わらないその他の各課でも、業務に関する様々な名簿等を取り扱っていると思うが、死亡の情報をどのように受け取り、反映させているのか。
(4)不随するトラブル
【1】お悔みの手続きに際し、トラブル等があったか。万が一、あった場合の対応は。
(5)ワンストップ窓口の設置
【1】お悔みの手続きが一箇所で完了するような、いわゆる「おくやみコーナー」等のワンストップ窓口の設置に向けての状況は。
2.不老川
(1)入曽調節池
【1】不老川から入曽調節池への流入と越水の回数は。
(2)不老川床上浸水対策特別緊急事業
【1】狭山市で把握している進捗状況及び事業が遅れている理由は。
【2】事業の内容、事業後のことなど市民からはどのような声があるのか。
(3)西武新宿線から西側区域の工事予定
【1】平成28年8月の台風9号による被害が大きかった場所である、この区間の整備無しには周辺住民の安心安全が叶わないが、今後の整備予定と狭山市の方針は。
―――質問と答弁の要旨―――
◆不慣れな手続きの負担を減らすには
Q1 お悔みの手続きが一か所で完了するようなワンストップ窓口設置の考えは。
A1 ご遺族の負担軽減を図るため、「おくやみコーナー」について10月中に開設するべく準備を進めている。
Q2 死亡の事実が反映されず、故人宛に市の通知文が送付された場合の配慮として「何月何日現在の情報です」と記載する考えは。
A2 避難情報等電話一斉配信サービスについて、登録申込書の送付対象者に対し、混乱を招かないよう、抽出処理日などが分かる一文を記載するなど配慮していく。
◆不老川の氾濫を防ぐべく、的確な対応を
Q3 埼玉県不老川床上浸水対策特別緊急事業の進捗状況は。
A3 県が平成28年の台風9号の影響により、不老川の流域で発生した床上浸水被害の解消を目指し、29年度から令和4年度までの6か年をかけ、不老川の河川改修を集中的に推
進している。現在、狭山市においては、西武新宿線より下流から新権現橋までの河道拡幅を行っており、入間市においては、大森調節池の整備とボトルネックとなる橋梁の架け替えを実施している。改修状況については、当初の計画どおり4年度の完成に向け取り組んでいたが、台風や集中豪雨の影響を受け、やむを得ず工程の見直しを行い、残る管理用通路改修の一部については、本年9月末までに完成する見込みである。
Q4 埼玉県不老川床上浸水対策特別緊急事業について市民からはどのような声があるのか。
A4 河道拡幅など治水減災対策が推進され、市民の方からは、以前と比べ目立った冠水に見舞われることもなく、台風や豪雨時における改修の効果を実感され、不安が取り除かれた旨の感謝の言葉をいただいている。
Q5 未整備区間である西武新宿線から上流部分の今後の整備予定は。
A5 不老川を管理する埼玉県では、流域の都市化の進展に伴い、地表面がコンクリートやアスファルト等で被覆され、雨水が地下に浸透しない不浸透域が増えたことから、大雨時には下流域はもとより、上中流域においても溢水による被害が多発するようになり、治水対策を大きな課題と捉え、平成8年度より河川改修に取り組んでいる。
特に、平成28年の台風9号による豪雨は、甚大な浸水被害をもたらし、平成29年度から不老川床上浸水対策特別緊急事業として直ちに河川改修に着手し、この7年間集中的に整備を行ったことにより、平成28年8月の台風9号の豪雨と同規模の洪水に対しても浸水被害が軽減されるものと伺っている。また、今後、西武新宿線上流の改修を進めるためには、下流側で計画されている調節池の整備が不可欠であり、この整備に向けて令和4年度から取組を開始しているとのことである。
本市においては、不老川流域対策推進協議会を通じ、引き続き県に対し、河川改修について要望するとともに、地域の実情把握に努め、また地域住民の意見なども聴取し、県との連携により事業の推進を図っていく。