一般質問要旨

1.住みやすい街へ
（1）車を使わない人に優しい街に
【1】歩道・グリーンベルトの整備
過去10年間の歩道・グリーンベルトの整備状況：
・どこを新設し、どこをどれほど改修したのか。
・歩道に組み込まれているＵ字溝の改修はどうしたか。
【2】今後の歩道の整備計画・指針などはどうか。
【3】県道、国道に関しての歩道の整備状況
・過去10年の歩道の整備状況と市からの改善要望事項は？
（2）誰もが使い易いトイレ
【1】学校、公民館、市の施設においての障がい者用トイレの設置状況はどうか。
丸型便座になっているか。手すりが縦型横型か。温水洗浄便座が付いているか。
【2】まだ、全施設に完備していない障がい者用トイレを今後どのように新設・改修していくのか。
（3）皆のためのバリアフリー
【1】公民館のバリアフリー
・エレベーターの設置をどう考えているのか。特に水富、柏原等新設計画が無い公民館について

2.第4次狭山市総合計画
（1）人口
【1】10年間で1万5千人の人口減予想は各地区の男女別、世代別の減少をどう推定しているのか。その推定理由は？
【2】人口減少を食い止める各地区別の対策をどうするのか。地区別の未来像はどう考えているのか。
【3】若い世代の増加策として、学校の統廃合をこれ以上進めるのをやめたらどうか。
（2）狭山市駅周辺・中心市街地の整備
【1】選択と集中を標榜している狭山市は、今後、施設の狭山市駅周辺への集約化をどう考えているか。
【2】現図書館を教育センター機能、子育て相談機能、子ども図書館などを入れた、子どもセンターにしたらどうか。
【3】旧公民館跡地等に図書館、健康増進施設など入れた施設を民間と協力して建設したらどうか。
（3）総合的な交通施策
【1】選択と集中で駅周辺に施設を集める際は、市内どこからも誰もが可能なアクセスが重要であるが、交通施策をどうするのか。
【2】交通弱者（車を運転しない。車がない。バスなどの公共交通機関が無い。タクシーやハイヤーを使う経済的な余裕が無い）への対応策は？
【3】狭山市駅西口駐車場が満車の事が多々ある。駅周辺の駐車場対策はどうするのか。
定期駐車を減らす、現図書館駐車場に駅に直結する立体駐車場の設置するなどはどうか。

3.健康
（1）エボラ出血熱
【1】エボラ出血熱患者と疑われる人が狭山市から出た場合の対応はどうなるのか。

-----質問と答弁の要旨-----
◆車を使わない人のために
Ｑ１歩道の整備やグリーンベルトの整備状況は。
Ａ１歩道整備は、過去10年間で延長約3,600メートルを整備しており、段差を解消する修繕は、過去５年間で約80カ所を行っている。グリーンベルトは、22年度に南小学校、23年度に水富小学校、24年度に富士見小学校と広瀬小学校の校区内で整備を実施した。

Ｑ２今後の歩道の整備計画は。
Ａ２通学路の指定状況、沿道の開発状況、また、道路交通などを勘案し、一般市道整備計画に基づき計画的に整備を図る。

Ｑ３国道や県道の歩道整備に対して市はどのような要望をしているのか。
Ａ３県への要望活動は毎年実施している。本年10月には県議会議員同席のもと、市長から川越県土整備事務所長に要望書を提出した。市も、歩行者の安全確保をする上で歩道整備の必要性を十分認識しており、今後とも機会あるごとに要望を行う。

◆誰もが使いやすいトイレ
Ｑ４学校、公民館、市の施設での障害者用トイレの設置状況は（丸型便座、手すり、温水洗浄装置）どうなっていますか。
Ａ４−１教育委員会所管では、小・中学校25校中20校に丸型便座で設置。温水洗浄便座は12校の体育館に、手すりはＬ型が11校、横型が１校。また、公民館など15館では、新狭山公民館以外の14館に設置され、便座は丸型が７館、長方形が７館。温水洗浄便座は４館で、手すりは館ごとに形は異なるが14館に設置されている。
Ａ４−２市長部局が所管する主な施設では、市民交流センターなど25施設で設置。丸型便座は23施設、長方形便座は２施設、手すりはＬ型が16施設、縦または横型の手すりは９施設。温水洗浄便座は９施設に設置。

Ｑ５今後、障害者用トイレの新設や改修予定は。
Ａ５−１未設置の学校は、施設の改修などの機会を捉えて順次設置していく予定。
Ａ５−２現在策定中の第３次障害者福祉プランにおいて、公共施設などのバリアフリー化の促進の施策の中で、障害者用トイレの充実を位置づけ、施設改修や修繕の機会を捉えるなど、全庁的に取り組む。

◆皆のためのバリアフリー
Ｑ６公民館のエレベーター設置はどうか。水富、柏原など新設計画がない公民館はどうなるか。
Ａ６公民館は、市の公共建築物改修計画に基づき改修工事に取り組んいる。現在、耐震改修は完了し、空調設備改修は狭山台と堀兼公民館が未実施で、両館を優先して取り組む。エレベーターはその後の検討課題としたい。