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一般質問要旨

会議名
令和5年9月 定例会(第3回)
質問日
令和5年9月21日
区分
一般質問
議員名
豊泉正人 (健政会)
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要旨

1.ナラ枯れについて
(1)公園等のナラ枯れについて
【1】ナラ枯れはいつから確認されたか。
【2】予防や駆除の対応状況は。
【3】今後の対策は。

(2)私有林のナラ枯れについて
【1】被害に関する問合せ件数と内容は。
【2】私有林における被害に対する市の対応は。
【3】県や近隣市との連携状況は。
【4】私有林における被害に対しての補助の考えは。

2.食料自給率について
(1)地産地消による自給率向上
【1】未来の食と生活を守るために食料自給率をあげることが必須となりますが、市の取り組みの状況は。


―――質問と答弁の要旨―――
◆公園などのナラ枯れ
Q1 これまでに伐採処分した本数と費用は。
A1 令和2年度から4年度までの3年間で、伐採本数939 本、事業費8,537 万6,500 円である。

Q2 私有林における被害木に対する市の対応や方針は。
A2 市や県に問合せなどがあった場合、私有地には職員の立入りができず、また、私有林における被害木の伐採などについては所有者に対応していただくことから、被害にあった樹木の見分け方や処分方法などについて説明している。
 また、第三者から情報提供があった場合は、市において被害木の所有者を確認した上で、所有者に対しナラ枯れをしていると思われる旨の通知をしている。

Q3 私有林におけるナラ枯れに対する補助の考え方は。
A3 今後、ナラ枯れ被害が一層進み、枯損した樹木が倒木などによって人身または家屋などへ被害を及ぼす危険性は高まってくると考えており、現在、私有林における危険性の高い被害木の伐採などに対する補助制度の創設について検討を行っている。

◆食料自給率向上に向けた地産地消等の取り組み
Q4 食料自給率向上に向けた市の具体的な取り組みは。
A4 スーパーマーケットなどの地元農産物の直売コーナー等において、生産農業者の名前や顔写真などを掲示して、地元の新鮮な野菜等を求める消費者に生産農業者の情報を提供することや、市内の飲食店で地元の野菜を使った料理が提供されること、また、市内の農園で野菜の収穫体験ができることは、消費者の生産農業者に対する理解の醸成が図られ、地産地消の拡大につながっているものと考えている。
 また、市では、生産農業者や各種団体に対して、市内外で開催される様々なイベントへの出店販売を促しているが、こうしたことを通じて生産農業者と消費者とのマッチングが図られ、地産地消の拡大につながっているものであり、さらには、市内の小中学校や幼稚園、保育所の子どもたちに農業の担う役割を理解することを目的とした学童農業体験事業の取組も、地産地消の拡大につながっていくものと考えている。
 なお、食料自給率の向上に向けて、本市では都市近郊の立地を生かした農業の振興を図るため、これまでほ場や農道、畑地かんがい施設などの農業生産基盤の整備を進めるとともに、農業生産の近代化施設の整備を促進してきており、近年は生産性の向上や生産規模拡大等の取組に必要な機械や施設等の導入を支援している。
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