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一般質問要旨

会議名
令和5年12月 定例会(第4回)
質問日
令和5年12月6日
区分
一般質問
議員名
太田博希 (健政会)
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要旨

1.子どもを守る児童虐待防止対策
(1)児童虐待防止月間
a.児童虐待防止推進月間の期間中に市が実施した具体的な取組内容は
b.現況と課題をどう把握しているか
c.現況と課題を踏まえ今後の対策は

(2)組織体制
a.狭山市要保護児童対策地域協議会ではどのような組織体制を構築したのか
b.関係機関の対応はどのようになったのか
c.協議会の取組実績と成果について
(a) 協議会立ち上げ前後の評価を
(b) 7年間で取組んだ具体的対策は
(c) 児童虐待防止法等の改正に伴い、組織機構や防止策を改善・強化した点は
(d) 児童虐待の相談件数の推移と特徴は
(e) 児童相談所への相談受付件数は
(f) 市への通告状況は(経路別と件数)
(g) 昨年度に市が対応した通告内容は

(3)児童虐待の実態
a.児童虐待防止法による虐待の定義は
b.近年の増加傾向にある虐待等についての状況をどう把握しているか
c.保護者、家庭・社会環境に起因する虐待の発生について、それぞれの主な要因は

(4)子育て世帯を支援する
a.子どもを放置する状態とは
b.子どもたちを見守る親の責務とは
c.児童福祉法にある市の責務とは
d.虐待の特質と虐待防止対策上の問題点から今後の取組方針は



―――質問と答弁の要旨―――
◆通告の多くはご近所などから警察へ寄せられる110番通報
Q1 警察から市への通告について、その内容は。
A1 110番通報のうち虐待が疑われる事案は、子どもの面前での夫婦喧嘩、子どもへの怒鳴り声、子どもの泣き声、子どもの家出などがあげられる。

◆養護者の安全への配慮があれば虐待には該当しない
Q2 ひとりで留守番させることやひとりで買い物に行かせることなど、安全の確保に配慮しているか、いないかの判断はどう考えるべきか。
A2 個別の状況にもよるが、まずは、その行為を今行う必要があるかどうかを含め、子どもの安全と子どもにもたらされるリスクを考えたうえで行動することが大事である。

◆支援が必要な家庭には育児負担の軽減を図り、虐待防止につなげる
Q3 市が取り組んでいる保護者への教育・支援事業は。
A3  入園・入学時の説明会に市職員を派遣し、児童虐待にあたる行為やそれによる子どもの影響などについて説明している。加えて、困った時の相談先の案内、子育て講座の実施、家事や育児の実技指導などにより育児負担の軽減を図っている。

◆虐待はどうして起きるのか 
Q4 保護者・家庭・社会環境に起因する虐待の発生要因は。
A4 保護者の社会性の欠如や養育力の低さなど。家庭では貧困やドメスティックバイオレンスなど。社会環境は社会的孤立など。それらの要因が重なり児童虐待のリスクが高まる。

◆今後の取組むべき児童虐待防止対策について
Q5 虐待の特質と虐待防止対策上の問題点を踏まえた今後の取り組み方針は。
A5 虐待は外部から見えづらいことから関係機関との情報共有が重要であり、その情報を丁寧に検証し、虐待の兆候を見逃さず、緊張感を持って取り組んでいく。
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