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一般質問要旨

会議名
平成26年 12月 定例会(第4回)
質問日
平成26年12月3日
区分
一般質問
議員名
綿貫伸子 (公明党)

要旨

1.障害者福祉
(1)障害児保育
【1】医療的ケアの必要な子どもの公立保育園の入園について当市ではどのように考えているのか。
【2】県内に医療的ケアの必要な子どもを受け入れている公立保育園はあるか。
【3】医療的ケアの必要な子どもの公立幼稚園の入園について当市ではどのように考えているのか。
【4】県内に医療的ケアの必要な子どもを受け入れている公立幼稚園はあるか。
(2)障害児教育
【1】医療的ケアの必要な児童、生徒の公立小学校、中学校の通常学級への就学は可能か。

2.健康
(1)妊娠・出産・育児の包括的支援
【1】妊娠・出産・育児の包括的な支援のモデル事業として、和光市では、「ネウボラ」が開始された。この事業の特徴は、子育て世帯が、出産から就学前まで、助産師や保健師等による母子保健コーディネーターの継続的な相談支援が受けられること、必要に応じて、産後ケア事業、、産前産後サポート事業が受けられる点にある。
身近な地域で母子の健康面の相談にのり、子育て支援と一体的に提供するこのような取り組みは、虐待予防や少子化対策に大変有効と考えるが見解は。
(2)母子保健コーディネーターの設置
【1】総合子育て支援センターに、母子保健コーディネーターを設置し、母子保健相談支援事業を展開してはいかがか。
(3)母子健康手帳の交付
【1】母子健康手帳交付の目的は。
【2】現在当市ではどのように対応をしているか。
【3】現在の手帳交付の状況は。
(4)新生児訪問と乳児全戸訪問事業
【1】新生児訪問の状況は。
【2】乳児全戸訪問の状況は。
(5)産後ケア事業、産前・産後サポート事業
【1】現在行っている産前産後のサポート事業にはどのようなものがあるか。
【2】助産師会や社会福祉協議会と連携し子育ての不安や負担を軽減する事業を展開できないか。
【3】経済的な負担軽減策として練馬区で発行している「子育てスタート応援券」の制度を導入し、活用してはいかがか。

-----質問と答弁の要旨-----
◆障害者福祉の向上を
Q1障害児支援の体制は。
A1青い実学園で、医療的ケアを要する子どもに親子通園で心身の発達を促す取り組みを実施。また、児童発達支援事業所の利用などの障害福祉サービスを提供している。経済的には、障害児福祉手当や特別児童扶養手当を支給するなど、総合的に支援している。

Q2医療的ケアの必要な幼児の公立保育所や公立幼稚園の入園(所)についての見解は。
A2−1保育所への入所は、風邪などの感染や園児との接触事故などのリスクが高く、安全性の確保に課題がある。また、医療行為が発生するため、保健師や看護師の配置が必要となる。このことから、保育所での受け入れは、現状では困難と考えているが、状況に応じて関係機関が連携を図りながら、包括的な支援を行いたい。
A2−2幼児が家庭で日常的に受けているケアを幼稚園でも行うことになるが、このような行為は、家庭以外では医師や看護師に限られ、幼稚園に看護師などの有資格者を配置する必要が生じることから、現状では難しい。

◆妊娠・出産・育児の包括的支援を
Q3産後ケアの観点からも新生児訪問で、助産師から適切なアドバイスを受けることは大変有効であるが現在の新生児訪問の状況は。
A3委託した助産師が、希望する家庭などを訪問し相談に対応しており、25年度の訪問者数は延べ250人、26年度は10月末現在で、延べ142人となっている。
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