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一般質問要旨

会議名
令和6年12月 定例会(第4回)
質問日
令和6年12月9日
区分
一般質問
議員名
関根弘樹 (公明党)
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要旨

1.交通安全対策
(1)ゾーン30
a.狭山市内の「ゾーン30」の設定数とその具体的なエリアはどこか。
b.「ゾーン30」の設定条件や基準は。
c.「ゾーン30」設定までのプロセスと、その中で警察、市(行政)、自治会等(地域)のそれぞれの役割は。
d.「ゾーン30」設定エリアでの交通安全の効果は。また、地域住民の声は。
e.狭山市における「ゾーン30」の課題は。
f.法改正により生活道路での法定速度が時速30キロに変更になることで、今後は「ゾーン30」の取組みも変わっていくか。
(2)ゾーン30プラス
a.狭山市内で「ゾーン30プラス」として設定されているエリアはあるか。
b.「ゾーン30プラス」を推進するにあたっての課題は。
c.「ゾーン30プラス」を検討していく意向は。
(3)道路の路面標示
a.アイデア(ユニークな)路面標示は、その効果が注目されているが、狭山市でも取り組んでいるのか。具体的な事例は。
b.路面標示に関する課題は。
(4)カーブミラー(道路反射鏡)
a.狭山市内に設置されているカーブミラーの数は。
b.カーブミラー設置の具体的な要件や基準は。
c.カーブミラーの設置コストは。
d.カーブミラーに関する課題は。

―――質問と答弁の要旨―――
◆狭山市の「ゾーン30」の課題
Q1 生活道路における歩行者などの安全確保を目的に、特定の区域内で車の速度を時速30キロ以下に抑える「ゾーン30」の取り組みは、市内での設定から10年以上が経過した。見えてきた課題は。
A1 「 ゾーン30」の区域指定から10年以上が経過し、それぞれの地域で定着し一定の成果はあるものの、依然として速度制限を守らないドライバーが後を絶たないことが課題である。
◆「ゾーン30プラス」導入への課題
Q2 新たに「ゾーン30プラス」という取り組みも始まっているが、導入に当たっての課題は。
A2 「 ゾーン30プラス」は、道路に凹おうとつ凸や狭きょうさく窄を設けるため、沿線住民から道路の快適性が阻害されることや振動に対する不安の声も予想され、設定には住民の十分な理解と合意が必要である。また、「ゾーン30」以上の道路の改良や施設整備が必要となることが課題である。
◆「ゾーン30プラス」の導入意向
Q3 今後「ゾーン30プラス」の取り組みを狭山市内で検討する意向は。
A3 「 ゾーン30プラス」の導入は交通安全対策として有効であると認識しているが、施設の整備費や維持管理費が課題であり、まずは生活道路の法定速度が30キロに規制されることを機に、交通安全教育や啓発活動を通じて交通安全の意識高揚を図りながら、今後の交通状況を注視し、検討していく。
◆「路面標示」の課題
Q4 道路の「路面標示」に関する課題は。
A4 路面標示の耐用年数は10年程度と短く、タイヤの摩擦などにより自然に薄れてしまうため、定期的な塗り直しの工事が必要となることから、路面標示の点検により効率的に塗り替える時期を見極めることが課題となっている。
◆「カーブミラー」の課題
Q5 道路の「カーブミラー」の設置、管理に関する課題は。
A5 市として管理するカーブミラー2,461基の中には、老朽化により支柱の腐食やガラス面の傷により交換の必要なカーブミラーが増えている状況である。また、現状でも道路環境の変化や住宅の建て替えなどのタイミングを捉え撤去や集約を図っているが、それ以上に新規設置の要望も多く、将来的な維持管理が課題となっている。
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