一般質問要旨
- 会議名
- 令和6年12月 定例会(第4回)
- 質問日
- 令和6年12月10日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 衣川千代子 (日本共産党)
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要旨
1.高齢者福祉
(1)補聴器購入費用に助成を
a.65歳以上の3人に1人が加齢性難聴に悩んでいると言われているが、市の直近3年間の65歳以上の人数は。
b.2019年9月議会と2020年9月議会で一般質問した後の研究・検討の状況は。
c.2019年9月以降現在まで市民や団体などから助成制度を望む声はあるか。
d.実態調査を行い、市独自にニーズを把握する考えは。
2.環境
(1)ペットボトル削減のため給水機の増設等を
a.本庁舎に給水機を設置してから、これまでの利用はどれ位でペットボトル削減の効果は。
b.全国の自治体の中で色々な取り組みが実施されているが、公共施設に広める考えは。
c.環境学習と水分補給の観点から学校にも設置する考えは。
d.企業との連携の考えは。
―――質問と答弁の要旨―――
◆全国で加齢性難聴の方に補聴器購入の費用を助成する自治体が増えてきている
Q1 65歳以上の3人に1人が加齢性難聴に悩んでいると言われるが、本市の直近の65歳以上の人数は。
A1 1月1日現在で、2023年は47,834人、2024年は47,946人である。
Q2 2019年9月議会と2020年9月議会での一般質問で「認知症や生活習慣病との関連性などについて国の動向と他市の状況を研究していく」との回答だったが、その後の進捗状況は。
A2 国は、補聴器の認知機能低下の予防効果を検証するため研究を実施したが、現時点では難聴と認知症の因果関係の研究部分の結果が公表されていないので、引き続き国の動向を注視し、研究していく。他市の状況については、埼玉県内の15市町で補聴器購入に係る補助を実施していることや制度の内容などを確認している。
Q3 2024年6月から助成制度を実施した越生町では町民のニーズを把握するためのアンケートを実施したところ、補聴器を購入しない理由に「高額なため」と回答した方が19人いた。このことから、助成額4万円で20人分の予算80万円を計上した。本市で実態調査を行う考えは。
A3 国の研究結果を確認するとともに、引き続き、他市の状況も踏まえて研究していく。
◆ペットボトルの削減のため給水機の増設などを
Q4 本庁舎に給水機を設置してからこれまでの利用量とペットボトル削減の効果は。
A4 2023年7月から今年の10月末の16か月間に19,256リットルの利用があり、500ミリリットルのペットボトルに換算すると38,512本に相当し、この分の削減効果があったと見込んでいる。
Q5 給水機を公共施設と学校に設置する考えは。
A5 公共施設においては、本庁舎の自動販売機の利用状況を検証し他の公共施設への利用を研究していく。学校においては、給水機の設置の要望などは出ておらず、各自持参した水筒や設置してある水道水で水分補給ができていると捉えているので、現在、設置の予定はない。