一般質問要旨
- 会議名
- 令和6年12月 定例会(第4回)
- 質問日
- 令和6年12月10日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 田中寿夫 (光と風)
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要旨
1.行政執行
(1)議会と執行機関
a.二元代表制について
(a)議会と執行機関の役割をどう考えるか。
(b)職員が市議会の会派を与党会派、野党会派と色分けしているのはなぜか。
(c)議会運営の主体はどこにあるのか。
(d)会期中、執行部職員の議会事務局立入りと待機の理由と議長の許可は。
(2)条例・規則
a.懲戒処分条例の運用について
(a)職員の懲戒の手続及び効果に関する条例は何を根拠に運用してきたのか。
(b)処分はどのような基準で行ってきたか。
(c) 職員審査委員長の副市長は規則の定めがないことを承知していたか。規則作成の指示は。
b.条例適用での処分事例について
(a)懲戒処分は職員審査委員会で協議し答申するとのことだが、最終決裁は誰が行うのか。
(b)狭山市職員の懲戒処分公表基準はどのような規則をもとにいつ誰が決めたのか。
(c)この10年間懲戒処分を行った件数と内容及び事例は。
c.条例や法令違反者の責任について
(a)職員が7階から落下し死亡した件について、誰も懲罰を受けていないがなぜか。
(b)消防団条例違反で長年寄附を受けていたことについて、職員及び管理者の処分はどうなったか。
(c)条例違反で小学校指導用教材を購入した職員及び管理者の処分は行ったか。
(d)狭山市駅西口自転車駐車場の指定管理者の破産結果について、職員及び管理者の処分は。
(e)法令違反の委託料支払で職員及び管理者の処分は。
(3)最終責任
a.行政執行の責任について
(a)副市長は事務方のトップ。部下の意見を集約し、市長のアドバイザーたる義務を果たしているか。
(b)市長は行政執行最高責任者として道義的責任が問われるがどのように考えているか。
―――質問と答弁の要旨―――
Q1 職員の事故、消防団の寄附受領、市議会での議決をせず契約した指導用教材の購入、西口自転車駐車場の指定管理者の破産に伴う損失、堀兼学校給食センター委託料の年度誤りの支出など様々な問題が発生している。市長は狭山市の行政執行最高責任者としての道義的責任が問われると思うが考えは。
A1 各事案が発生して以降、問題点や原因に向き合い、組織として反省すべきものは反省し、再発防止などに対策を講じてきた。また、市は事務的なミスが発生しないよう努めなくてはならないが、人間が業務を行っているので単純ミスや法令などの解釈の間違いが発生することは避けられない。ご指摘の事案では意図的な法令違反や不当な利得などの犯罪は確認されず、処分などは法令等に照らし対応を行っている。職員の負担が大きくなっているなか、それぞれの職員が持てる能力を最大限発揮し、適正かつ迅速に事務を行うことができる体制をつくっていくことが私に課せられた責任であり、責任を果たすために全力で頑張っていきたい。
Q2 地方自治体は二元代表制が取られており、執行機関と議会は対等であり、国会とは異なり市議会には与党や野党といった色分けがないにも関わらず、与党会派、野党会派という言葉を直接聞いたことがあるのだが。
A2 ご指摘のような色分けをしている認識はなく発言した心当たりもないが、仮にこれまで発言したというご指摘であれば、今後は疑念を抱かれぬよう改めたい。