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一般質問要旨

会議名
平成27年  3月 定例会(第1回)
質問日
平成27年2月27日
区分
一般質問
議員名
猪股嘉直 (日本共産党)

要旨

1.狭山市駅西口の駐車場
(1)中央公民館利用者
【1】社会教育法第3条の実践を求めるが、見解は
【2】中央公民館利用者の声の把握は
【3】公民館主催文化祭開催時、実行委員の活動状況と、駐車場利用状況は
【4】中央公民館を使用しての審議会等の開催状況と駐車場の利用状況は
(2)西口の駐車場の経営状況
【1】収支状況の推移は
【2】指定管理者からの市への納付金の額は
(3)市民への還元
【1】学割の状況と学生無料の場合の市への影響は
【2】中央公民館利用者への無料化と市への影響は

2.市営住宅
(1)新しい鵜ノ木団地住民への配慮
【1】新しい鵜ノ木団地への転居予定者の声の把握は
【2】要求・要望への対応は
【3】買い物、病医院への通院は
【4】住宅に引きこもらざるを得ない状況をなくすためには
(2)応募条件の緩和
【1】市営住宅条例施行規則納税についての解釈は
【2】同規則連帯保証人については

3.生活保護
(1)貧困の連鎖
【1】子どもの就職によって保護はどうなるか

-----質問と答弁の要旨-----
◆狭山市駅西口駐車場の一部無料化を
Q1 中央公民館の移転は市の都合。有料駐車代はやめるべき。考えは。
A1 社会教育法第3条には、社会教育奨励のため、地方公共団体は施設の設置をはじめ、必要な環境を醸成することが努力義務として規定されているが、中央公民館は駅前という交通利便性の高い立地のため、無料でなくても第3条の趣旨に反しないものと考えている。

Q2 駐車場経営は相当な利益をあげている。今後の見通しは。
A2 27年度から、利用料金制の導入で指定管理者からの納付金となる。各年度の納付金額は、27年度3,423万円、28年度3,397万円、29年度3,240万円、30年度3,222万円、31年度は3,206万円で、総額は1億6,488万円である。

Q3 学生の利用料を無料にすると、市の負担額は。
A3 自転車駐車場の学生の料金を無料とした場合に市の負担額は、学割定期利用者を対象とすると、25年度では第一自転車駐車場で年間1,152台、第二は138台。学割の利用状況から算定すると、市の負担額は年間で約980万円となる。

◆生活しやすい市営住宅
Q4市の都合で市営鵜ノ木団地は建替えて、一部、上諏訪、榎団地と一緒になる。買い物、医者通いの便が悪くなる。対策は。
A4 現在の鵜ノ木団地入居者は、買い物や通院に不便は感じていないとのことだが、上諏訪団地や榎団地の方が入居することや、今後ますます高齢化などが進み不便を感じることも予想されることから、食料品の宅配サービスなどの情報の収集と提供を行う。また、通院では、病院によっては送迎サービスがあるので、それらの情報提供も行っていく。

Q5 市営住宅応募の条件緩和を。税金滞納者で分納努力をしている人、連帯保証人の要件で柔軟な対応を。
A5 応募条件の一つとして、市税を納期までに完納していることがあり、納税の証明書の提出が必要となっている。滞納者から入居申し込みを受けた場合は、既に分納を進め、入居までに完納が見込まれる場合には入居の受け付けを行っている。近年、入居を希望しながら2名の連帯保証人が確保できないとの相談があったので、昨年8月に規則の一部を見直し、入居希望者の事情を考慮し、努力したが2名がそろえられない場合は、連帯保証人に三親等以内の親族を1名そろえれば、1名を免除するという規定を設けて対応している。
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