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一般質問要旨

会議名

令和7年3月 定例会(第1回)

質問日

令和7年3月7日 (一般質問)

議員名

大沢えみ子 (日本共産党)
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通告内容

1.聴覚障害者関連事業
2.公共施設等総合管理計画(マネジメント計画)

質問要旨

1.聴覚障害者関連事業
(1)手話言語条例について
a.条例の施行から2年が経過したが、その後の取り組み状況は。
b.手話言語の推進に向けた協議会の設置状況は。
(2)手話の普及について
a.手話の普及に関して、以下の点の取り組み状況は。
@公的施設職員向けの手話講座の開催
A商店や商業者向けの手話講座の開催
B図書館での手話コーナーの設置など幅広い啓発事業
C小中学校、特に教職員への理解促進
(3)防災対策について
a.避難所へのアイ・ドラゴン(聴覚障害者向け「目で聞くテレビ」専用受信機)設置の考えは。
b.災害時に活用できる手話通訳者用ビブスを作製てほしいが考えは。
(4)デフリンピックについて
a.東京2025デフリンピックの開催に合わせた啓発事業の実施予定は。
b.開催に向けた市長の意気込みは。

2.公共施設等総合管理計画(マネジメント計画)
(1)次期計画の策定にあたっての現状
a.現計画で変更になったものは。
b.そのうえで第1期に完了が見込めないものは。
c.第2期計画で予定されている主な事業は。
d.目標に対して現時点でどの程度の削減になっているのか。
e.現時点の未利用地の状況は。
f.施設の更新に向けた基金の積み立て状況と今後の方針は。
(2)個別の施設について
a.市民会館・博物館の更新について近隣市との協議は行っているのか。
b.文化財センターの移転先の候補はあるのか。博物館の修繕と合わせてできないか。
c.本庁舎に移転予定の施設の検討状況は。
d.所有権を移転予定である自治会館等の検討状況は。
e.老人福祉センターの「機能の複合化」の検討状況は。
(3)小中学校の状況について
a.「統廃合の予定がなく老朽化の著しい施設」から対応が予定されているが具体的には。
b.西中は第2期で「建て替え」の予定となっているが複合館にする計画があるのか。
c.第3期以降に建て替えの予定の学校は。
(4)地区別の状況について
a.地区別協議会の設置についての見解は。
b.条件の整った地区は計画を前倒ししては。


―――質問と答弁の要旨―――
◆手話言語条例推進協議会の設置を
Q1 当事者団体からは当事者がいない場所で決めず、様々な事業を協議する場として、手話言語条例推進協議会をつくって欲しいとの要望もあるが状況は。
A1 手話言語条例推進協議会は設置していないが、事業を検討する際には、協議の場を設けている。協議会の設置については、まずは先駆的に取り組んでいる市町村の状況を調査していく。
◆アイ・ドラゴンの設置を
Q2 自然災害やインフラの老朽化により事故が多発している中、聴覚障害者のため、避難所にアイ・ドラゴン※1を設置することの考えは。
A2 アイ・ドラゴンは手段の一つと認識しているが、防災アプリ等から情報を得る方も増えているなど、情報収集の方法が多様化している。設備設置面での検討なども含めて研究していく。
◆公共施設の在り方は地域で協議を
Q3 公共施設は地域の重要な「拠点」であり、安易に統合、縮小すべきではないが、施設の老朽化が多数見受けられる。実施計画の策定にあたり早急に地区協議会などを立ち上げ、市民と一緒に「この地域や公共施設をどうしていくのか」を検討する必要があると考えるが、見解は。
A3 地区協議会の設置は、再編対象となる施設の規模や再編内容、これまで設置してきた協議会の設置事例などを踏まえ検討していく。
◆東京2025デフリンピック
Q4 今年の11月に開催される東京2025デフリンピックに合わせた企画の予定は。
A4 デフリンピックが日本で初開催されることを広く市民に周知するため、ポスターの掲示、イベントでのチラシの配布や啓発パネルの展示、狭山市駅東西自由通路における大会横断幕の掲示など行う。また、東京2025デフリンピックの応援隊となった「おりぴぃ」が、市内の各種イベントで大会エンブレムシートを身に着けPRし、機運醸成を図っていく。

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