令和7年3月 定例会(第1回)
令和7年3月7日 (一般質問)
福田正 (健政会)
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1.水路(敷)
2.特定外来生物
1.水路(敷)
(1)水富地区の水路(敷)
a.水路(敷)の概要は。
b.なぜ、住宅地に水路(敷)は多いのか。
c.台帳と現況が不一致の水路(敷)の状況は。
d.機能のない水路(敷)の売払いの状況は。
e.売払いの目的とそのタイミングは。
f.売払いの手続き方法は。
g.水路を必要とする水田の現状は。
h.機能していない水路(敷)の今後の対応は。
2.特定外来生物
(1)アライグマ
a.アライグマの生態は。
b.地域による発生の特性は。
c.水路(敷)とアライグマの因果関係は。
d.在来生態系への影響は。
e.アライグマの危険性は。
f.アライグマがもたらす感染症は。
g.アライグマによる被害状況は。
h.アライグマの推定生息数は。
i.アライグマの捕獲マニュアル等は。
j.アライグマの捕獲から処分までの流れは。
k.上記に係る人的及び物質的経費は。
l.注意啓発等の現状は。
m.アライグマ以外で今後注意すべき外来生物は。
n.今後の対応及び方策は。
―――質問と答弁の要旨―――
Q1 水富地区の台帳と現状が不一致の水路敷の状況は。
A1 農地の宅地開発による水田の減少とともに用排水路の利用も減少したことなどから、管理が行き届かず、年を経るにつれ農地との区分が曖昧になったことが台帳と現況が一致しない理由であると考える。
Q2 水路敷に工作物などがしばらく放置されているような事例もあるが、そのような事例を確認した場合はどのように対応しているか。
A2 基本的に、機能回復のため是正指導を行うが、機能を有していない水路敷については、隣接する土地所有者と売払いに向けた協議を進めている。
Q3 機能のない水路敷の売払いの状況は。
A3 令和5年度に3件、240.45平方メートルで578万1,274円であり、そのうち水富地区は2件、168.06平方メートルで463万274円であった。また、令和元年度から令和5年度までの過去5年間の実績では、16件、621.42平方メートルで、2,232万9,898円であり、そのうち水富地区は9件、296.45平方メートルで845万7,898円であった。
Q4 本市の財政も以前より、より厳しくなっていることは承知のとおりだが、水路敷の売払いの目的とそのタイミングを市はどのように捉えているか。
A4 地番の記載のない水路などについては、平成14年から平成17年にかけて国からの一括譲与を受けた後に、機能のない水路敷等について売払いを進めたが、協議、交渉が留保されている水路敷などもあり、これらについても売払いを進め、財源の確保と公共物の適切な管理に努めたいと考えている。
Q5 機能のないことが確認された水路敷の売払い処分については、申請から事務手続ができるだけ早く円滑に進めるための市の取り組みは。
A5 水路敷に隣接する土地の売買、所有者の相続及び土地利用計画などの検討や、計画の初期段階から係る境界確認申請の機会を捉え、機能のない水路敷が確認された場合には申請代理人の土地家屋調査士等を介して速やかに土地所有者との連絡調整を行い、関係課との情報共有を図ることで円滑な売払い協議につながるよう努めている。
また、手続の円滑化については、買取りを希望する申請者から水路敷の買取り調査依頼申請が提出された場合、市は申請者が境界確定を依頼する土地家屋調査士等が行う境界確認作業や立会いなど日程調整に対する協力のほか、必要書類を提出していただくことで市が対象地の表示と保存登記を行い、続いて土地の売買契約後には申請者への所有権移転登記を行っており、申請者の負担を軽減し、円滑な事務処理に努めている。