狭山市議会トップ

一般質問要旨

会議名

令和7年3月 定例会(第1回)

質問日

令和7年3月11日 (一般質問)

議員名

丸橋ユキ (光と風)
録画を再生

通告内容

1.奨学金
2.検診

質問要旨

1.奨学金
(1)奨学金制度
a.近年、申請件数と貸与件数が一致しているが、申請したら必ず貸与されるのか。
b.平成29 年度から申請に学力基準、収入・所得要件を加えた理由は。
c.滞納者数と未収金額が減ってきている理由をどう考えているか。
d.どんな人がどんな理由で滞納しているか。
e.滞納者の世代に傾向はあるか。
f.収入・所得要件から家賃等の控除をすることについての考えは。
g.条例第1条に規定する「能力がある」とはどのようなことを指すか。
h.評定平均以外の形で能力を評価することへの考えは。
i.申請者への面接は、どんな内容で誰がどんな形で評価をするのか。
j.奨学生と市、あるいは奨学生同士の交流等の機会はあるか。
k.貸与金の予算は例年どのように算出しているか。
l.奨学生の条件のうち、学力基準、収入・所得要件を撤廃することへの考えは。
m.作文や計画書などで申請者の選考をすることについて考えは。
n.奨学生の交流会や同窓会など、交流の場を設けることについて考えは。
o.給付型奨学金導入の考えは。
(2)奨学金返還支援
a.市内居住や市内就業等を条件とした返還支援の導入についての考えは。

2.検診
(1)乳がん検診
a.乳がん検診を、40 歳から・2年に1回・マンモグラフィとしている理由は。
b.乳がん検診にエコーを導入することへの考えは。
c.乳腺の情報を受診者本人に通知することへの考えは。
d.高濃度乳房(デンスブレスト)や乳がん検診の検査方式について周知啓発することへの考えは。


―――質問と答弁の要旨―――
◆国の給付型奨学金の穴をカバーできる狭山市奨学金に制度変更を
Q1 貸与申請数がここまで減り、その理由を国の制度が手厚くなったからだというならば、このタイミングで学力基準や所得要件を撤廃してはどうか。
A1 奨学金を貸与する原資は、市民の貴重な税金であり、奨学金制度の本来の目的である「能力があるにもかかわらず、経済的理由によって就学困難な者対して奨学金を貸与し、もって有為な人材を育成すること」に沿った形で、学力基準や所得要件を設けたことから、現在のところ、その基準や要件を撤廃する考えはない。  
◆一方通行の貸与型ではなく、給付型にして奨学生と市の関係づくりの場に
Q2 給付型の奨学金にかじを切ってはどうか。
A2 奨学に関わる国の制度がより充実してきていることから、導入する予定はない。
Q3 市内居住や市内就業等を条件とした奨学金の返還支援について、導入は。
A3 令和5年度から県が埼玉県中小企業等奨学金返還支援事業補助金を実施したので、状況や効果等について検証したい。
貸与型奨学金の意味を再考する必要が出てきている。若い世代に寄り添う制度となるよう改善をしていきたいので、今後もいい提言があればよろしくお願いしたい。

メニュー