令和7年6月 定例会(第2回)
令和7年6月17日 (一般質問)
酒井英男 (健政会)
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1 学校における安全対策
2 人材確保と選ばれる職場づくり
1 学校における安全対策
(1)落雷事故を踏まえた安全対策の強化
a 全国的に発生している落雷による事故をどのように受け止めているか。
b 学校(全小中学校)ではどのような落雷対応マニュアルが整備されているか。整備されている場合はどのように運用されているか。
c 落雷やゲリラ雷雨などの気象情報はどのように取得しているのか。
d 屋外活動時に雷雲が接近した場合の対応、具体的な活動の中止判断、避難誘導、安全な避難場所の確保などについて、現場の体制がどのようになっているか。
e 教職員や児童生徒に対して雷雲接近時の行動や避難方法などの教育や指導が実施されているか。
(2)熱中症対策
a 保護者との連携による熱中症予防意識の啓発はどのようになっているか。
b 屋外での体育等の授業についての対応は。熱中症予防として児童生徒が塩分補給のタブレット等を持参できるようにすることへの見解は。
c 日傘などの使用することへの対応方針は。
d 水筒の持参基準や登下校時の服装の柔軟化など、より踏み込んだ熱中症対策の必要性についてどう考えるか。
e 体温を下げる効果があるミストシャワー等の使用など環境面の工夫の検討は。
2 人材確保と選ばれる職場づくり
(1)新規採用職員の現状と課題
a 令和4年度以降の新規採用職員の採用状況は。
b 合格後に辞退した職員、5年以内の早期退職した職員の人数とその主な要因は。
c 他自治体との人材確保状況の比較や、近年の傾向をどのように分析しているか。
(2)職員が応募したくなる魅力ある職場づくりに向けた方策
a 給与面での競争が難しい中でどのような魅力を打ち出して人材確保を図るのか。
b 市のミッションやビジョン、地域への貢献など魅力を発信する広報戦略は。
(3)若手職員のモチベーション向上と育成施策
a 若手職員が活躍しやすい組織づくりやキャリア形成支援など、モチベーションを高めるための組織的・制度的な取り組みは。
b 効果的な研修を継続的に行うための工夫は。
c 他自治体や民間企業への視察などを通じた成長の機会提供の現状は。
d 民間企業や外部機関との人事交流などの現状は。
(4)福利厚生と職場環境
a 夏季・冬季の職場環境について、労働安全衛生法に準拠した温度管理がなされているか。
b 時間外勤務中の労働環境確保の対応については、どのような方針としているのか。
c 限られた財源の中でも可能な範囲で福利厚生を充実させるための工夫は。
(5)外部機関との連携による人材力・行政力の強化
a 国の職員等、外部人材の受け入れについて、市の認識と今後の方針は。
b 外部人材との交流による人材の育成や行政力向上について、受け入れ時だけでなく将来的な効果も含めた考えは。
―――質問と答弁の要旨―――
Q1 全国の学校での落雷事故を踏まえ、落雷に備えたマニュアルは整備されているのか。
A1 落雷に関する避難指示、諸活動時における対応等についてのマニュアルを作成している学校は限られているため、今後、全ての学校で作成するよう指導する。
Q2 長距離を歩く児童生徒の下校時の熱中症対策として、塩分補給用のタブレットなどを持参することの見解は。
A2 熱中症対策に効果があると認識している。今後、協議を行い塩分補給のタブレット等の持参について検討していく。
Q3 体温を下げるためミストシャワーの設置なども検討すべきではないか。
A3 学校敷地内の熱中症対策として既に昇降口付近にミストシャワーを設置するほか、屋外での活動時にテントを設置している学校があることから、こうした取り組みを全学校へ拡大することを進めていく。
Q4 熱中症リスクへの対応についての考えは。
A4 児童生徒の熱中症対策は非常に重要な課題として捉えており、特に夏場の高温環境下での教育活動では、児童生徒の生命と健康を守ることを最優先に考え、予防重視の対応として、発症させない環境づくりの強化に努めていく。