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一般質問要旨

会議名

令和7年6月 定例会(第2回)

質問日

令和7年6月18日 (一般質問)

議員名

関根弘樹 (公明党)
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通告内容

1 都市基盤

質問要旨

1 都市基盤
(1)八潮市の道路陥没事故を受けて
a 八潮市での道路陥没事故をどのように受け止めているか。
b 下水道管の腐食、破損の一般的な要因は。また、腐食や破損が起きやすい施設、部分等に傾向はあるか。
c 水道管(上水管)においても、腐食や破損の危険性は想定されるか。
(2)狭山市の下水道老朽化対策の現状について
a 狭山市内において、耐用年数50年を経過している下水道管は何キロ程度か。また、市内総延長距離に占める割合は。
b 耐用年数を超える下水道管に対して行うテレビカメラ調査とはどのようなものか。直近の実績と今後の見通しは。
c 下水道管の老朽化が進み補修対象が増加市職員、技術職員は充足しているか。
(3)今後の下水道管今後の下水道管ついて
a 下水道管の点検頻度を増やすことについてのお考えは。
b 下水道管の点検、修理、保全における新技術や新たな手法について研究、検討を進めているか。
c 国として上下水道管の集中的な修繕や更新を重点施策に盛り込む方向性が示されたが今後のインフラの老朽化対策について市としての見解は。


―――質問と答弁の要旨―――
Q1 市内で耐用年数50年を超える下水道管は何kmで、下水道管の総延長距離に占める割合は。また、10年後、20年後にはどの程度増える見通しか。
A1 耐用年数を経過した公共下水道管は、汚水管と雨水管を合わせ、約83kmで、市内の公共下水道管の総延長約542km の内、割合は約15%。10年後には、181kmと見込まれ、約33%。20年後には約366kmで約68%になる。
Q2 耐用年数を超える下水道管に対して行うテレビカメラ調査とは。
A2 テレビカメラ調査は人が入れない管路に自走できるテレビカメラ車を使用して劣化状況を確認するもの。人が入れる大口径管は、人が直接目で見て確認している。令和6年度は、狭山台地区を中心に約5kmを調査し、令和10年度までに狭山台地区及び入間川地区を中心に約11kmを調査する予定。
Q3 下水道管の点検頻度を増やすことについて、市としての考えは。
A3 下水道法施行令で腐食しやすい箇所は5年に1回の点検が定められており、本市も計画的に実施している。国では八潮市の道路陥没事故を踏まえ、点検手法や頻度等の在り方について現在検討中であり、新たな基準が示された場合は速やかに対応する。

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