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一般質問要旨

会議名

平成28年 3月 定例会(第1回)

質問日

平成28年3月2日 (一般質問)

議員名

千葉良秋 (創政会)

通告内容

1.安全で安心な街づくり

質問要旨

1.安全で安心な街づくり
(1)交通の安全
【1】通学路の安全確保について合同点検の実施を行っているか。また、対策の検討、対策の実施、対策の効果把握、公表が行われているか。
警察、学校、PTA、自治会などの関係機関でどの様に連携しているか。
【2】車両の相互通行に支障をきたす交差点やカーブについて危険箇所の把握を行っているか。また、その改善対策を行っているか。
【3】自転車の走行を可としている歩道があるが、スピードの速い自転車が通行して危険である。歩道を走行する場合の速度を制限してはどうか。
【4】自転車通行帯の整備を進めるべきと考えるがどうか。
【5】通勤、通学の時間帯で渋滞の発生している状況を把握しているか。
【6】市民会館横に大きな病院が建設予定であるが、その場所は現在も渋滞のある箇所で病院建設に伴いさらに渋滞が拡大する事が予想されるが、生活道路への車両流入回避の対策はされているか。
(2)防犯
【1】28年度に防犯灯がLED化される計画だが、特に通学路など主要な場所に防犯カメラを設置して犯罪抑止効果をさらに高めてはどうか。
【2】空家の調査と指導勧告の進捗状況は、どのようになっているか。
【3】空家によっては、幽霊屋敷の様な状況の物も有り周辺住民が不安に思うような場合がある。その場合、地権者に代わって市が建物を撤去することは可能か。
(3)防災
【1】立川断層帯を震源とする大地震が発生した場合の被害想定はどうなっているか。
狭山市地域防災計画の被害想定と狭山市災害時要援護者避難支援プランの被害想定が大きく異なっているがその理由はなにか。
【2】災害時には地域住民の共助が最も重要と考えるが、地域コミュニティの防災活動啓発にどのような取り組みを行っているか。
【3】災害発生時、要援護避難者の避難が最も困難と思うが、避難訓練を実施しているか。また、避難支援者の二次災害対策はどうか。

―――質問と答弁の要旨―――

◆通学路の安全確保
Q1 継続的な通学路の安全確保に向けてPDCAサイクルに基づく対策の検討、実施、効果把握、改善、公表が行われているか。
A1 通学路点検で指摘された危険箇所は、改善対策を講じて再点検、問題点の対策に努める。通学路安全マップなどは、危険箇所情報を加え更新し、安全が確保されれば危険箇所から外している。マップの配布を各校に指示、ホームページにも掲載し、関心を喚起している。

◆空家対策
Q2 特定空家の現地調査と指導、勧告の推進に向けた取り組みはどのように行われているか。(特定空家とは、居住がなく防犯上の危険や衛生上の有害、景観上及び周辺生活環境の保全上放置できない家屋)
A2 戸建て住宅に調査を実施、空き家と思われる家が500戸。3戸に措置を求め、うち2戸は改善措置がとられた。調査結果と水道の使用を突合、長期未使用の家屋の二次調査を行い、管理不全の空き家は、特別措置法に基づき対処するが、特定空家の基準、勧告の手続など、必要な事項を定める事務を進めている。

◆災害時の避難支援
Q3 災害を想定した、要援護者に対しての避難訓練はどのように実施されているか。
A3 毎年8月に実施している総合防災訓練の中で、要援護者の避難支援を想定した安否確認や避難訓練等避難支援者の災害防止訓練を実施している。災害時要援護者避難支援事業を進めていく中で、防災訓練や地域の行事などへの積極的参加を促し、地域の支援協力者と協同して研修会や防災訓練を充実させていきたい。

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