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一般質問要旨

会議名

平成29年 6月 定例会(第2回)

質問日

平成29年6月16日 (一般質問)

議員名

金子広和 (創造)

通告内容

1.学校給食費
2.旧東中

質問要旨

1.学校給食費
(1)会計・管理
【1】県内の市町村では、3通りの会計方式で学校給食費を管理してるが、それぞれどのような会計方式か。
【2】狭山市の会計方式は「私会計」だが、契約上の視点、学校教育の視点、公平性の視点等からみても、私会計とする合理的根拠が希薄と感じるが、市の見解は。
【3】学校給食費の児童・生徒一人あたりの金額及び市内全体の総額と、支払い方法及び支払先は。
【4】学校給食法では、学校給食費の負担者を「保護者」とするのみで「債権者」の定めはないが、市の見解は。
【5】基本的には、学校長が指揮命令すると考えられるが、学校給食費は誰が管理するのか。
【6】保護者から徴収したものであり、年度中に使い切る必要があると考えられるが、市の現状は。
【7】未納及び最終的に徴収不能となった学校給食費への対応と、その時の教職員等や市の取り組み状況は。
【8】当市の予算規模くらいになると、過誤や不正等心配もあるが、具体的な監査・チェック等の方法は。
【9】地方自治法第210条「一会計年度における一切の収入及び支出は、すべてこれを歳入歳出予算に編入しなければならない。」と、当市の給食費との整合性は。
【10】コンプライアンスの問題等から、学校給食費の管理は「公会計」へ移行すべきと考えるが、市の見解は。
2.旧東中
(1)過去答弁の対処
【1】現状況は、不特定多数の人が使用する施設では。
【2】校舎の使用は問題ないのか、解体する時期は。
【3】「東中魂」及び旧東中のマスコットキャラクター「ラク運」と「コク運」の取り扱いは。
【4】「東中いじめゼロ宣言の誓い」はどう引き継がれたか。
【5】旧東中近隣の地域住民の避難所についての調整は。
【6】入間川地区から狭山台中に通っている生徒の、災害時の救援活動に対する臨機応変な対応とは。
(2)跡利用
【1】行政財産(教育施設)から普通財産に改めたのか。
【2】現状の使用方法を続けていて、法的に問題ないのか。
【3】これまで廃校後の跡利用には、地域住民の声が十分に反映されてきていると感じるが、旧東中も同様か。

―――質問と答弁の要旨―――

◆コンプライアンス(法令遵守)問題の解消や教職員の業務負担の軽減を
Q1 狭山市では学校給食費を私費と定め、歳入歳出予算に編入していない。また、管理者と債権者は学校長であり、教職員などが管理・徴収し、現金の保管をしている学校もある。コンプライアンスや教職員の負担軽減の観点からも「公会計」へ移行すべきでは。
A1 国・県の動向を注視しながら、他市の導入状況も踏まえ、そのメリットとデメリットなども含め、調査・研究したい。

◆旧東中学校の跡地利用
Q2 現在も「用途・目的」は行政財産(学校施設)のままだが、いつまで今の使用方法を続けるのか。また、地域住民の意見をどう跡地利用に反映させるのか。
A2 さまざまな視点から総合的に検討を進め、できる限り早い時期に跡地利用の方向性を示したい。地域住民の意見の反映は、今後跡地利用の具体的な検討を進める中で、時宜を捉えて適切な方法で意見を聞いていく。

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