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一般質問要旨

会議名

平成27年  9月 定例会(第3回)

質問日

平成27年9月8日 (一般質問)

議員名

齋藤誠 (公明党)

通告内容

1.市長公約
2.マイナンバー制度

質問要旨

1.市長公約
(1)「狭山の未来を守る」 ために
【1】県下有数の工業団地
【2】豊かな自然
【3】元気な農業
【4】経験豊富な市民
など、狭山の素晴らしい魅力を今後それぞれ具体的にどう磨いていくのか。
(2)「狭山のまちづくりを進める」ために
【1】教育
【2】子育て
【3】企業誘致
に、それぞれ具体的にどう取り組んでいくのか。

2.マイナンバー制度
(1)準備状況
【1】本年10月以降送付する「通知カード」に向けた準備状況は。
【2】市民にとって実感しやすいメリットあるサービス向上の予定は。
【3】狭山市独自の事務にマイナンバー制度を利用する想定は。
【4】不正利用や情報漏えいへの対策は万全か。

-----質問と答弁の要旨-----

◆準備状況
Q1 本年10月以降に市民に送付される「通知カード」に向けた準備状況は。
A1 年度当初から専用の事務スペースを確保し、各部から応援を得て交付体制を整えるとともに、問い合わせに対応するため7月からコールセンターを設置した。また、円滑な通知カードの発送に向け、郵便局と緊密に連携を図っている。市民への周知は、ホームページへの掲載をはじめ、広報さやま8月号で制度の概要を掲載し、9月号で特集を組み、通知カードと個人番号カードの案内を掲載する予定である。

◆「通知カード」の送付
Q2 DV被害者など住所地とは別に居住しているかたがたへの送付は。
A2 DVの被害者などで住所地とは別のところに居住しているかた、単身世帯で入院、入所しているかた、また震災の被災者で避難しているかたなどは、9月25日までに、送付してほしい住所を住所地の市区町村へ登録申請すると、その住所に通知カードが送付される。

◆個人番号カードの入手
Q3 来年1月から希望者に個人番号カードの交付が始まるがすぐに手に入るのか。
A3 希望者が申請を郵送やオンラインで行い、準備が整い次第、交付通知書により知らせ、市役所などで交付となる。28年1月からの交付開始当初は希望者が集中し、時間がかかることが想定されるので、予約制による交付方法を検討している。

◆安全性を確保
Q4 不正利用や情報漏えいへの対策は万全か。
A4 国の指針に基づきセキュリティー面でも環境整備を進めている。運用に際しては、独立した専用環境を構築し、アクセス権限の厳格化を図る。また、生体認証機器によるアクセス管理を行うなど、違法な個人番号の取り扱いを防止する。漏えい対策は、これまでのセキュリティー対策ソフトやファイアウオールの活用などに加え、新種のウイルスを検知する装置や通信を暗号化する装置を導入し、高度なセキュリティーレベルを確保していく。

◆行政手続きの簡素化
Q5 市民にとって実感しやすいメリットあるサービス向上の予定は。
A5 行政機関、地方公共団体などが保有するものが、同一人の個人情報であると確認できるので、当該個人情報の照会、提供が可能となるため、各種手当の申請時に必要だった住民票などの添付書類が一部を除き不要となるなど、申請者が窓口で提出する書類が簡素化される。将来的には、受けられる行政サービスの対象者を特定した案内が届くプッシュ型サービスの仕組みが構築される予定。

◆狭山の未来を守るために
Q6 小谷野新市長は、「教育」「子育て」「企業誘致」にどのように取り組んでいくのか。
A6 「教育」では学力日本一を大きな目標に掲げ、基礎学力および学力水準の向上を図るため、放課後ナイトスクールの実施や英語教育の充実を推進していく。「子育て」では、仕事と子育ての両立支援として、保育所と学童保育室の時間延長を実施するなど保育環境の充実を図る。「企業誘致」では、私自らトップセールスで誘致を行っていくが、まずは企業立地業務に専従するための組織を作り、立地環境整備の調整や既存企業の支援など、今できることを着実に実行する体制を整えていく。また、企業訪問を計画的かつ精力的に実施し要望や課題の把握に努めていきたい。

◆市内で操業しやすい環境づくり
Q7 企業立地奨励金制度のより一層の充実策は。
A7 今年度に期限を迎える制度の今後の対応は、市民の雇用の増進と安定化を図るため、現在の制度に加え、正規従業員として採用した場合と女性を採用した場合の2項目を追加するため事務を進めている。なお、延長期間は5年間を考えている。

◆元気な農業に向けて
Q8 農産物のブランド化の推進のための方策は。
A8 品質と生産性の向上を一層推進するために、お茶の優良品種、茶樹への計画的な改植事業や畑地のかん水施設など、農業生産施設の整備を支援していくとともに、お茶やサトイモは全国や関東などの品評会への出品を促し、上位を目指して生産技術の向上が図られるよう支援していく。

◆「あぐれっしゅげんき村」の支援
Q9 さらなる集客と農業の魅力の発信地としての具体的な支援とは。
A9 隣接する農地での収穫体験農場の拡充、周辺の平地林の資源を活用したタケノコ掘り、落ち葉掃き、森林施業を体験する事業なども計画しているので、必要に応じて、平地林の保全活用などに側面的支援をしていきたい。

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