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一般質問要旨

会議名

平成27年 12月 定例会(第4回)

質問日

平成27年12月1日 (一般質問)

議員名

千葉良秋 (創政会)

通告内容

1.農業の振興
2.防災・消防団
3.青少年スポーツの振興

質問要旨

1.農業の振興
(1)今後の政策課題
【1】近年の農業を取り巻く環境は、非常に厳しさを増しております。後継者がなく仕方なく休耕し、そして耕作放棄地となり荒地となってしまう問題、外国からの安い農産物の輸入、労働集約型の農業でどのようにして対抗して国内の農業を残してゆけば良いのか、食料を自給して地域の人々をはじめ国民を守って行くのは農業です。
農地集積や六次産業の推進、遊休農地の拡散、TPPによる価格競争、安全な農産物の供給の推進など数えだしたらきりがないほど課題がみえてきます。
このように複雑な情勢のなかで市内農業者へどのような支援をしてゆくのか、農業振興の為今後の政策について以下の項目をお伺いします。
・後継者の育成について。
・耕作放棄地の解消について。
・生産性の向上について。
・狭山市ブランドの支援について。
・農作物の安全性の確立について。
・地産地消の推進について。
・六次産業の拡充について。
・農産品の付加価値の拡大について。
2.防災・消防団
(1)基本政策
【1】近年の気象は激烈な様相を呈することが度々起きています。従来の判断基準では対処しきれない事態が想定されますが基本的な防災計画の指針について所見をお伺いします。
(2)災害予知
【1】災害は起きてからの対応ではなく、予知をして事前に回避することがより重要と考えます。特に河川の氾濫は上流域の降水量に大きく影響を受けますが入間川上流域の飯能名栗地方との情報連携はどのような基準、方法で行われていますか。
(3)災害時の緊急連絡
【1】災害時に電話が不通となってしまう事は既に何度か経験済みです。災害発生時にどのような方法で一般市民からの連絡受付を行っていますか。
防災無線端末はどの程度設置されていますか。
双方向通信の訓練等はどのように実施を行っていますか。
(4)災害時の避難
【1】避難が遅れ災害を大きくしていることは過去の災害を振り返るたびに思う事ですが何時、どのように避難するのかの基準はありますか。また、要支援避難者にはいち早く避難してもらう必要がありますがどの様な手段によって実施されますか。
(5)消防団
【1】災害時に大きな役割を担う地元消防団がありますが、市との連携はどのようになっていますか。また災害に合わせた装備品や設備はどのように拡充されていますか。
3.青少年スポーツの振興
(1)体力の向上
【1】体格は伸びているのに体力がない子供が増えているという話をよく耳にします。市内子供たちの現状をどのように把握していますか。改善の取り組みはどうですか?
(2)学校教育と社会教育におけるスポーツの魅力発信
【1】子供たちが、憧れの的であるプロの選手や、トッププレーヤーと触れ合う機会がどれくらいあってどのようにその魅力を伝えていますか。
(3)生涯スポーツ
【1】生涯スポーツを考える上で、少年期のスポーツ体験は非常に大切な意味があり体を動かす習慣のみならず、競技を通し実現する喜び、我慢をする心、敬意を表す心などが培われます。スポーツ少年団は、最も身近な公的団体だと思いますがその活性化支援はどのように行っていますか。

-----質問と答弁の要旨-----

◆後継者育成のための支援
Q1 技術的支援や機械購入費補助などの金銭的支援は。
A1 技術的支援は4Hクラブ員を対象に、川越農林振興センターの協力を得ながら栽培技術講習会などを実施。金銭的支援は、4Hクラブと農業青年会議所の活動に農業振興団体育成補助金を交付するとともに、意欲のある農業後継者に機械購入などを支援して、元気な農業の実現に努めている。今後も、主力農作物のほか、消費者のニーズをとらえた新しい農産物の生産に取り組む農業後継者の農作業の効率化や生産性の向上を図るための機械購入を支援して、産地間競争に負けない強い農業を育成していきたい。

◆農業の生産性向上
Q2 畑地かんがい設備の維持・更新は、野菜栽培の生命線。その支援は。
A2 井戸ポンプ施設と圧力タンクの改修工事に、国の補助事業を活用できるよう、年間2か所ずつ事業採択を目指していく。

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