平成27年 12月 定例会(第4回)
平成27年12月2日 (一般質問)
望月高志 (日本共産党)
1.犯罪被害者支援
1.犯罪被害者支援
(1)支援窓口
【1】犯罪被害者支援窓口の周知は
【2】具体的な利用状況は
【3】窓口の人員は
【4】サポート内容は
(2)性被害・DV支援
【1】狭山市としてどの様な支援があるのか
【2】男性被害者への支援は
【3】男女共同参画センターの活用は
(3)未成年者の支援
【1】学校での子どもへの支援は
-----質問と答弁の要旨-----
◆犯罪被害者に救いの手を
Q1 犯罪被害に遭うと、日常生活のほかに被害処理や裁判準備など哀しみに暮れる暇もなく生活が一変するが、狭山市での犯罪被害者支援窓口の支援内容は。
A1 犯罪被害者をサポートする専門職を配置した所管はないが、県の犯罪被害者支援室との連携はもとより、犯罪被害者の要望に応じ関係各課との連携を図っていく。
Q2 犯罪被害者の生活は、犯罪が起きた日から止まってしまう。犯罪被害者に、直接的な生活援助ができるような新たな制度をつくる考えは。
A2 犯罪被害者への新たな生活支援制度は、まずは県警の犯罪被害者支援室で手続を行っている国の給付金制度や、現状の市の制度の中で対応していくことが必要と考えている。
Q3 性暴力被害者の二次被害を防ぐために、SANE(性暴力被害者支援看護職)の活用が有効だと思うが考えは。
A3 犯罪被害者援助センターの活動や支援、対応などの研修に参加するなど、動向を見守って情報収集に努めていく。
Q4 男女共同参画センターの周り以外にリーフレットを設置する考えは。
A4 スペースに限りはあるが、パネルの掲示などリーフレットも可能かどうか検討したい。また、スーパーなどでの周知は、まずは公共施設を対象に実施しその効果を検討したいと考えている。
Q5 途切れない支援の一つとして、学校で行っている犯罪被害者等支援は。
A5 児童相談所や警察などの関係機関と連携しながら、スクールカウンセラーなどの専門家を活用して児童生徒の支援に当たっていく。こうした支援は長期間になるが、中学校にはスクールカウンセラーが定期的に巡回してくるほか、さやまっこ相談員やさやまっこ相談支援員が常時配置されており、教育センターにもスクールソーシャルワーカーなどが配置されていることから、こうした人材も活用して犯罪被害に遭った児童生徒に寄り添いながら時間をかけて支援をしたい。
Q6 犯罪被害者等支援をしていくうえで警察との連携はどのように行っていくのか。
A6 県警の犯罪被害者支援室と連携を図りながら対応している。また、必要に応じ犯罪被害者援助センターの相談窓口を案内するなど、関係機関と連携をしていく。