平成28年 6月 定例会(第2回)
平成28年6月10日 (一般質問)
太田博希 (創造)
1.平和事業の推進
2.修学旅行
3.プール
1.平和事業の推進
(1)狭山市平和都市宣言
【1】啓発活動
・推進(実施)計画の現状はどうか
・近年の事業目標と実施及び達成状況
【2】平和教育
・推進(実施)計画の現状はどうか
・取り組み状況と結果及び成果をどう認識しているのか
【3】広島市平和記念式典への中学生参加
・20年の実績と成果をどう認識しているか
・今後の取り組みをどう考えているのか
【4】平和首長会議
・加盟後の取り組み状況はどうか
・今後の取り組みをどう考えているのか
2.修学旅行
(1)小学校
【1】教育的意義と実施計画の現状はどうか
【2】実施状況と成果をどう認識しているのか
(2)中学校
【1】教育的意義と実施計画の現状はどうか
【2】実施状況と成果をどう認識しているのか
3.プール
(1)現状
【1】市営プールと学校開放プールの現状をどう認識しているのか
【2】平成28年度以降の実施はどうなるのか
【3】プールの維持管理状況はどうか
―――質問と答弁の要旨―――
◆平和意識の高揚などを目的とした修学旅行を
Q1 小学校は福島など、中学校は広島などへ旅行先を選ぶとしたら課題は。
A1 福島、広島とも、移動時間がかかるため、活動時間の制限が課題となる。また、広島は、京都・奈良方面と比べ、交通費だけでも7,000円を超す増額となり、経済的負担も増す。
Q2 現在の修学旅行の課題とその解決策は。
A2 保護者の経済的な負担が大きいことと認識しているが、中学校では行き先もほぼ関西方面に固定化してきており、多様化する現代社会では、行き先も柔軟に考えていくことも一つの課題であると認識している。
◆二つの学校開放プール廃止に伴う対応策
Q3 今まで入間川小学校などのプールを利用していた人の、夏休みの過ごし方は。
A3 夏休みに水に親しみ、泳ぐ機会が減ることも予想されるが、狭山台プールやサピオ稲荷山プールの利用を促して、有意義な夏休みを過ごせるよう努めていく。
Q4 数ある事業の中で学校開放プールを廃止した理由は。
A4 プール監視業務が警備業法の適用を受けることになり、業務条件が厳しくなったことを受け、業務委託料が平成25年度には25%以上上昇をする一方で、プール利用者は減少傾向が続いていることなどから、限られた教育予算の中にあって、本事業を継続することは難しいと判断した。
◆平和事業の更なる推進を
Q5 平和関連事業の推進計画及び学校教育における平和教育の指導計画は。
A5-1 生涯学習、社会教育における平和教育に係る計画は、狭山市教育振興基本計画、狭山市生涯学習基本計画の中で、平和教育を現代的課題の一つとして取り組みを強化していくこととしている。
A5-2 学校における平和教育の推進計画の策定は、社会科や国語科のほか道徳や国際理解教育、人権教育などで子どもたちに平和主義を尊重する心を育てるとともに、平和意識を醸成するため、平和教育に関連する内容を年間指導計画に位置づけて取り組んでいる。
Q6 広島市平和記念式典に20年間、中学生を派遣したがその成果は。
A6 平成8年度から27年度までの間に91名が参列し、感想を学校や平和祈念講演会の場で発表した。生徒だけでなく市民にも平和の尊さなどが伝えられたと認識している。
Q7 いじめがない、虐待がないことが平和なまちづくりの指標になると思うがどうか。
A7 いじめや虐待のない状態、そして人と人とのかかわりが円満な状態は、確かに平和な状態で、日本国内でそうした社会を目指していくことは、大変重要であると思う。