平成28年 9月 定例会(第3回)
平成28年9月12日 (一般質問)
大島政教 (はつらつ)
1.行財政改革
2.入曽駅前整備
1.行財政改革
(1)市の財政分析
【1】市長就任から1年、狭山市の財政状況をどのように分析されているか。
【2】財政が厳しさを増している要因についてどのように分析されているか。
【3】財政難打開の基本方向をどのように認識されているか。
(2)サマーレビューについて
【1】サマーレビューは、財政分析では、どのような位置づけになっているか。
【2】サマーレビューにおける見直しの手順に「行財政改革推進会議及び庁議に付す」とあるが、所管の担当部長・次長の権限・判断との兼ね合いはどのようになるか。
(3)使用料・手数料等の適正化について
【1】市が設定する使用料・手数料は、市民が市に公共サービスの提供を求める際に発生するが、使用料について施設を利用する人と利用しない人との公平性の確保を指摘しているが、施設の利用は市民ニーズから発生すると考えるが、ここで言う公平性の確保の意味・事例について説明を。
(4)補助金見直しについて
【1】市の補助金見直し指針は狭山市の行財政改革方針として平成19年8月に確定していますが、平成27年度・平成28年度はどのように実施されたのか。
(5)緊急工事について
【1】緊急工事の入札の改善策はどのようにされたか。
(6)七夕まつりについて
【1】今年の七夕まつりで市役所駐車場を実行委員会の申請に基づき、使用料を免除し貸し付けたが、この経緯について説明を。
【2】その収入はどのように使われたのか。
【3】当初、予算で26万円と見込まれていた市役所の駐車場の利用でどの程度の収入があったのか。
【4】27年度の決算額より、28年度予算額では駐車場収入26万円を含め、180万円の増加が見込まれているが、駐車場の有料化は必要だったのか。
【5】事業収入の中で、街商(露天商)からは清掃業務負担金として80万円の収入を見込んでいるが、全体の清掃業務委託料は280万円である。市長は受益者負担増を求める姿勢が強いが、これらの費用を街商(露天商)及び出展者にも求める必要があるのではないか。
2.入曽駅前整備
(1)市長公約の入曽駅前整備構想
【1】市長公約の入曽駅前整備構想はどのようになっているのか。
【2】地権者との話し合いはもたれたのか。
(2)茶農協の土地購入
【1】茶農協の土地購入はどのような根拠で取得したのか。取得の経緯を詳しく説明願います。
【2】当初、購入契約は3月15日で引き渡しが3月31日だが、引き渡しが完了出来なかった理由は何か。
【3】当初の支払い予定日が3月31日になっていたものが、支払日が3月25日に変更され、支払日の訂正印がなく支払っている。誰がどのような理由で支払いを早めたのか説明を求める。
【4】3月25日に契約金額のうち土地代金を支払っている。登記は完了しているのか。
【5】現在もコインパークは存在するが、その収入は狭山市に入っているのか。
―――質問と答弁の要旨―――
◆施設使用料・手数料などの適正化の指針
Q1 指針には「市の施設使用料を、“施設をよく利用する市民”と“あまり利用しない市民”との公平性を期す」とある。施設利用料は市民ニーズで変動するが、公平性をどう保とうとしているのか。また、どのような施設か。
A1 多くの市民が利用する場合は負担は少なく、限られた市民のみが利用する場合には負担を多くする。また、民間でも同様のサービスを提供している施設は、公共性が低いため負担を多くし、民間の提供がない施設は、公共性が高いため負担を少なくして公平性を確保する。
A1−2 多くの市民が利用する施設は、図書館や公園など。特定の市民が利用する施設は、テニスコートやトレーニング施設である。
◆入曽駅前整備事業の構想は
Q2 整備事業の目的、地権者との協議は。また、整備終了予定は。
A2 歩行者と車が混雑している駅前であり、地域拠点として整備が必要であるための事業で、地権者とは個別に協議を行っている。基本計画案を、今年度末までには取りまとめたい。