平成28年12月 定例会(第4回)
平成28年12月6日 (一般質問)
猪股嘉直 (日本共産党)
1.入間基地問題
2.狭山市民会館
3.市営住宅業務の委託
4.お茶香るまち、狭山市
1.入間基地問題
(1)電波情報収集機能を搭載したC2機の配備
【1】同件の内容について新たな情報の把握は?
【2】電波情報収集機能を設置したYS11EBの飛行実績は?
【3】次期電波情報収集機(C2機)配備についての住民説明の要請は?
2.狭山市民会館
(1)駐車場の確保
【1】民間病院への駐車場確保要請は?
【2】駐車場不足分の対策は?
(2)アクセス
【1】農業祭で実施された臨時バス運行方式は?
3.市営住宅業務の委託
(1)新市営住宅鵜ノ木団地
【1】新鵜ノ木団地の1年半に火災、死亡、事件などの発生状況と対応は?
【2】委託業者の転居等に関わる業務状況は?
4.お茶香るまち、狭山市
(1)どこに「お茶香る」か
【1】狭山市駅前に発見できない「お茶の香り」
(2)「お茶香るまち」の実現に向けて
【1】狭山市の「お茶」の位置づけは?
【2】狭山市の「お茶」を発信するためには?
【3】他自治体から学び、そこを超えるチャレンジ
【4】エミオ、産業労働センター、市民交流センター、中央公民館等を「お茶色に染める」ために
【5】各駅、電柱などに「お茶香るまち」の宣伝物を
―――質問と答弁の要旨―――
◆Cー2機配備の市民説明は
Q1 埼玉県基地協議会でも要請しているC‒2機配備の市民説明は。C‒2機が配備された鳥取県では10回の市民説明が行われている。狭山市でも市民に直接説明すべき。防衛省の職員は、要請があれば応えるとの考えを示している。
A1 防衛省北関東防衛局や入間基地からの情報は、市民の代表者で構成される狭山市基地対策協議会に報告。併せて市の公式ホームページで市民に周知している。C-2機の配備に関し、国に住民説明を要請することは、市議会基地対策特別委員会と市基地対策協議会の意見を伺い、近隣市とも協議していく。
◆市民会館駐車場の確保交渉の状況
Q2 民間病院の建設で減った市民会館の駐車場40台分について、本年6月議会の答弁では、病院側の責任で確保するよう要請を続けていくということだったが、その後の交渉状況は。40台分の確保が早急に実現するよう申し入れるべき。
A2 病院は建設中であり、平成29年の秋に完成予定なので、工事の進捗状況に合わせ、引き続き病院側に協力を要請していく。
Q3 駐車場はそれでも不十分。他の対策も! それでも駐車場は不足しており、民間バスの臨時運行も検討すべき。考えは。
A3 市民会館の駐車場が満杯となるのは、土日に利用がある場合が多い。土日は民間のスーパーマーケットなどの店舗も駐車場の利用者も多いことから、協力を要請することは難しいと考える。指定管理者との現在の協定の中には臨時バスの運行は含まれておらず、新たに運行する場合、指定管理者の業務に加える必要がある。指定管理者に経費負担を求めることは難しく、指定管理料に追加する必要があるが、市の財政負担の面からは難しい。
◆お茶香るまち
Q4 狭山市を本当に「お茶香るまち」にするため、公共施設のお茶コーナーや、駅周辺の電柱への宣伝など、工夫をするべき。何より市民が「お茶香るまち狭山」を実感し、発信する原動力になることが必要で、そのための市の役割があると思う。
A4 狭山市茶業協会と連携し、これまでも狭山新茶と花いっぱいまつり、狭山市入間川七夕まつり、さやま大茶会、農業祭などの市のイベントで狭山茶をPRするとともに、埼玉西武ライオンズフレンドリーシティー感謝デーや川越市場まつりなど、市のイベント以外でもさまざまな機会を通じて狭山茶のPRを行っている。特に本年度は、地方創生加速化交付金を活用して、さやま大茶会の西武線電車内の中づり広告を実施し、来場者数も例年になく増加した。また現在、狭山茶を活用した新商品の開発なども実施している。今後も、狭山茶の特色を生かしたPRや販路拡大の取り組みなど、狭山市茶業協会とともに、さまざまな角度から狭山茶の積極的なPRに取り組んでいきたい。いただいた数々の提案は、狭山茶のPRや、狭山市をお茶でイメージアップする上で意義あるものと考えられるが、費用対効果の面もあるので、これらを含め、今後研究していきたい。