平成28年12月 定例会(第4回)
平成28年12月7日 (一般質問)
西塚和音 (創造)
1.旧入間中学校の跡地利用
2.市の持続的発展
1.旧入間中学校の跡地利用
(1)入曽公民館更新事業の経緯
【1】自治会から避難所としての利用の希望が出されているが、これまでどのような検討がされてきたか
【2】避難所機能をどのように具現化されていく考えか
(2)用途地域
【1】第一種低層住居専用地域の用途制限はどのようなものか
(3)更新される公民館でできること
【1】憩いの場としてのカフェや、多少の作業や休憩のできるスペースは
【2】図書室など図書のコーナーは置くことは可能か
【3】ホールなどで、演奏や演劇などを催すことは想定されるか
2.市の持続的発展
(1)公共施設更新問題への取り組み
【1】市民会館は10年後、それ以降、使用できるか、建て替えは必要か
【2】これまで公共施設の公民連携による取り組みのケースはあるか
【3】受益者負担はどのようなところで行われる必要性があるか
―――質問と答弁の要旨―――
◆旧入間中に公民館を作るには
Q1 避難所機能をどう具現化していくか。
A1 地元検討委員会では、災害対策本部や一時避難所に必要な機能として、太陽光発電や緊急貯水槽などの設置を検討している。
Q2 カフェや作業・休憩スペース、図書コーナーなどは設置できるか。
A2 カフェは商業施設のため、用途地域の制限で設置不可。作業・休憩スペースは、交流スペースの検討の中で対応し、図書コーナーも検討する。
Q3 演奏や演劇などのイベントは想定しているか。
A3 用途地域の制限で200平方メートル未満のホールに限定されるが、演奏や演劇などへの利用も想定して整備する検討を進めている。
◆老朽化する公共施設への取り組み
Q4 市民会館の建て替えに関する考えは。
A4 耐震工事などを実施し、施設の安全性を確保しつつ使用していくが、供用開始から約37年が経過し、全面的な改修が必要。「公共施設等総合管理計画」を策定する中で、建て替えの必要性も含め今後の方向性を検討する。
Q5 受益者負担の必要性は。
A5 受益者負担は、行政が提供するサービスが大半の市民が必要とするものであるか、あるいは特定の市民のために提供するものであるか、つまり、基礎的なものであるか、あるいは選択的なものであるかという点に着目し、サービスが主に行政が提供するものか、民間事業者も提供するものか、つまり、非市場的なものか、市場的なものかに着目し、サービスがより選択的であり、また市場的なものであるほど受益者負担の必要性は高いものと考えている。