平成29年 3月 定例会(第1回)
平成29年3月9日 (一般質問)
土方隆司 (新政みらい)
1.狭山市の知名度向上
2.まちづくり
1.狭山市の知名度向上
(1)シティプロモーション
【1】狭山市の知名度を向上させることの意義をどのように捉えているか?
【2】これまでの取り組みはどのようなものか?
【3】これまでの結果・成果・課題をどのように捉えているか?
【4】狭山市の認知度をどのように把握しているか?
【5】今後の取り組みはどのようなものか?
2.まちづくり
(1)入曽地区
【1】駅前整備、公民館の更新、学校跡地の活用など課題が多くあるが、入曽地区のまちづくりにどのように取り組んでいくか?
―――質問と答弁の要旨―――
Q1 狭山市の知名度を向上させることの意義をどのように捉えているか。
A1 市の知名度は市民の狭山市への誇りと愛着につながり、その高まりは地域の活力を生み出すとともに、いつまでも狭山市に住み続けたいという動機づけにもなるものと考えている。
また、市外の人に狭山市を知っていただき関心を持っていただくことで、多くの人が狭山市を訪れ、地域経済の振興などにも期待ができるものと考えている。知名度を数量的に把握することは困難であるが、公式ホームページやモバイルサイトの閲覧数、SNSのフォロワー数、また、新聞等への記事の掲載数を成果としてとらえている。
今後の取り組みは、4月にシティプロモーション推進室を設置し、ここが中心となって市役所一丸でシティプロモーション活動を展開していけるよう職員の意識の醸成を図るとともに、市民や企業等とも一層連携しながら地域の資源を生かして市の情報や魅力を戦略を持って発信し、さらなる市民の郷土愛の醸成と市の知名度の向上に努めていきたいと考えている。
Q2 民間企業などと知名度の向上を図っていくことに対する考えは。
A2 民間企業や著名人を使って知名度の向上を図っていくことにつきましては有効な手段であると考えており、行政の利点である情報の信頼性の高さと民間企業や著名人の知名度や発信力などを活用した効果的な情報発信について取り組んでいきたいと考えている。
Q3 人口政策において重要なシティプロモーションをどのように推進していくか市長の所信を伺いたい。
A3 全国に誇れるまちづくりを進める上では大変重要な課題であり、まずは市民の皆さんが狭山に誇りと愛着を持ち、そして主体的にまちづくりに取り組むことで、地域に活力を生み、それを本市の魅力につなげていくことが大切なことであると考えている。
そして、こうした取り組みにかかわる情報を発信していくことで狭山の魅力が市内外に広く伝播し、その波及効果の一つとして、市外の人が狭山市に関心を持ち狭山市を訪れ、また、狭山市を生活の場に選んでいただくことになれば地域経済の振興にもつながり、それがさらにまちの活力を生むという好循環になる、こういったことを念頭に起きながらシティプロモーションに積極的に取り組んでいきたい。
Q4 駅前整備や公民館の更新、学校跡地の活用など課題が多い入曽地区のまちづくりをどのように進めていくか。
A4 入曽駅周辺整備は現在、基本計画の策定に取り組んでいる。入曽公民館は、地域住民からの要望などを踏まえ、入間中学校跡地に入曽地区地域交流施設(仮称)として建て替える方針であり、また、学校跡地全体の利用の方向性も検討し、早期に案を示したい。
Q5 まちづくりにおいて考慮すべきは住民感情であると考えるが、旧入間中学校跡地などの活用方法を早期に示せなかった理由は。
A5 接続道路の両側拡幅の可能性や都市計画法上の用途制限、公共施設等総合管理計画との整合など、さまざまな検討が必要だったため。
Q6 入曽地区のまちづくりをどのように進めていくか市長の所信を伺いたい。
A6 厳しい財政状況のなか、多くの困難を伴うことが予想され、今回が最後の機会と考えている。議論ではなく具体的に実現に向けて行動に移すべきだと考えている。